ココ、きみのせいじゃない―はなれてくらすことになるママとパパと子どものための絵本 |
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悲しくも離婚という現実に向き合った時、大人である当人達は 理解できても、子供にとってはどうなんだろう? どんな内容か不安を感じつつも、離れた子供にプレゼントしようと 思い購入しました。とても、やさしくも、そして悲しくもなりつつ 両親は子供の事をいつも、ずっと大切に思い続ける気持ちが子供なりに 感じやすい絵本でした。大人には想像できにくい子供の立場での気持ち も、欄外に大人向けにアドバイスとしてコメントがあり、こちらも 考える為の参考になりました。離婚はお勧めできることじゃないですが もし、離婚して子供のことで心が痛んでいるという方には (できれば子供と一緒に)読んでみてください。 離婚を考える親にとって養育費の問題は切実であっても、親と子どもの精神的な繋がりを考えることは困難だと言われるが、この物語は離婚の際に何が大切かを問うものだ。こぐまのココの両親は、元配偶者とココとの接点を互いに温かく冷静に見守っていく。すべては愛する子ども・ココのために務められる親の役目なのだ。こんな理想的な離婚夫婦の関係などない、と目を背けていては離婚はいつまでも子どもを悪戯に巻き込む悲劇のままであろう。子どものために何ができるか。離婚こそ「大人」でなければできない選択だと気づく。親への具体的なアドバイスも書かれていて、子どもと一緒に読むことも想定されている本である。 実に的を射た内容で、離婚調停委員である訳者も絶賛。しかも本書は、子供が、 別れようとしている両親と一緒に読むために書かれたという点が、他にあまり例 を見ないものだと思う。ただ、問題なのは、別れが迫り冷静さを失ったカップル の、いったい何%くらいが、実際にこの種の本を手に取り、そこから学んで行動 に移せるかだ。私が離婚したときも、子供のことを十分考えて行動しようと思っ てはいたが、今思えば自分の気持ちを優先してしまっていた。 本書の訳者あとがきによると、米国の一部で、離婚する子持ちの夫婦に「親教育 プログラム」の受講が義務付けられている。日本でもそのような講習やカウンセ リングの制度を充実させ、子供に最大限配慮するべきだという認識をもっと世間 に浸透させるべきではないだろうか。 子連れカップルの別れが減れば一番よいのだが、せめて本書のココの両親のよう に、子供のことを第一に考え行動できる人が増えて欲しい。そうすれば、今より 多くの子供が、ココのように、両親の離別を自分なりに乗り越えられるようにな るのかもしれない。 ココ、きみのせいじゃない―はなれてくらすことになるママとパパと子どものための絵本を楽天で検索 |