森博嗣の TOOL BOX |
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本書は、作家でありながら工学博士の顔も持つ作者ならではのユニークな視点から捉えた、いろいろな工業製品に関するエッセイだ。パソコン専門誌『日経パソコン』で連載されていたものを単行本にしている。 本書で扱われている工業製品は、氏の趣味である模型から始まり、黒電話、PC、計測器具など多岐にわたる。文面では、ネタになっているそれぞれの工業製品に対して、愛おしいほどの敬意を払いつつ、俯瞰的、客観的な視点で、時にはいろいろな分野の事象にも通じることが書かれている。工学博士の顔を持つ筆者なら当然と言えば当然なのだが、「デザイン」に関する話などは特にそれが見て取れる。 作家としての文章のスタイルは分からないが、本書では、論理的で無駄のない質実剛健な文面が楽しめる。文章の構成に筋道が通っているからだ。 個人的には、少し愛嬌がありながら、コンパクトで筋道の通った文面が好印象である。もちろん、氏のファンや、工学的なものに興味のある人、模型好きな人にもお勧めできる。 パソコン専門誌に連載した著者のエッセイをまとめた一冊。 パソコンから、計算機、工具、工作したものなど著者の身のまわりにある道具を 中心にそれらにまつわることが綴られています。身近な道具から、こんなものが 自宅にあるのかというものまで、紹介される数々のものたちには驚かされるとともに 大切にされていると感じます。 森博嗣さんのものに対する気持ちが伝わる、そんな一冊です。 日経パソコンで連載されていたシリーズですが、単行本化されないかなと思っていたら出版されたので即行で買いました。何度読んでも頷かせてくれる、ある意味「人生の書」とも言えるかも。 森さんの専門である工学は、合理性ばっかりの固い学問だと思っていました。でもこの本によると、今や合理性より冗長性の方が重要視されているのだそうです。たとえばビルにテロの飛行機がつっこんでも倒壊しないための技術。それこそ冗長性がないとダメなんだと。 森さん自身の人生も、冗長性にあふれていることがわかる、楽しい本でした! 2005年10月リリース。森博嗣がコンビュータ等周辺ツールを語った本である(コンピューターと最後を伸ばさない点にご注意いただきたい(●^o^●)) 何しろ森博嗣でコンビュータと言えば当然Macである。デビュー作である『すべてがFになる』では主人公四季の使うMacSEが出てくるし、氏のWeb日記では研究室で大量にMacを購入している様子が綴られているとともに測定器とともについてきたVaioは付属品扱いである。つまりTOOL BOXもRes Edit(オールドMac使いのみ理解可能?(●^o^●))である。 写真入りで語られるコンピュータ・エッセイは予想通りの内容でMacフリーク全開である。氏の傾向として まるでOld Macフリークのためにあるような一冊である。 森博嗣の TOOL BOXを楽天で検索 |