名画の秘めごと―男と女の愛の美術史

名画の秘めごと―男と女の愛の美術史

売れ筋ランキング名画の秘めごと―男と女の愛の美術史  
名画の秘めごと―男と女の愛の美術史

名画の秘めごと―男と女の愛の美術史


価格:¥ 2,310(税込)
角川マガジンズ  (2008-06)
/有地 京子/
単行本 219ページ
売れ筋ランキング:83622
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名画と言われる絵画でも、見るときはいつも「何をどう見るものか?」と迷っていました。
色を見るのか?保存状態を見るのか?筆の使い方を見るのか?
しかし私は専門家でもなんでもないので、その様な事を意識したとしても、実は全然わかりません。
でも、「名画の秘めごと」を読んだ後では、絵画の見方が全く変わりました。
今まではどんなに有名な作品でも、ただ漠然と見ていたのですが、その画家が生きた時代背景、画家の生い立ち、そしてその絵画が語ろうとしているものを知り、そのうえで見てみると、漠然と見ていた名画たちが、まったく違う新しい物として見ることが出来るようになったのです。
本を手にした時は、とても難しいものを想像していたのですが、読んでいくうちにどんどんと引き込まれ、「あぁあの有名なあの人が!」とか「有名なあの絵にはそんな思いがあったのか!」等の大発見もあり、本当に楽しく読むことが出来ました。そして繰り返し、じっくりじっくり読みたいとも思う本でした。
とにかく話が面白い!自分の年代の人でも楽しめる本なので、是非沢山の人に読んで欲しいと思います。
絵画を鑑賞するときにどの視点で見るかいつも迷っていたが、この本に出会ったお陰で、深い共感をもって一つ一つの作品と向かい合えるようになった。「なーるほどこの絵に漂う寂寥感は、作者の生い立ちにその根源があったのか」とひどく納得したり、「この時代、この環境がこの絵を生んだのだ。背景にもこんな意味があったのか」と感心したり。絵を見る楽しみを確実に増やしてくれる一冊である。とても平易に、かつ面白く書かれているところに作者の優しさと力量を感じた。
 名画の解説書と言うと何となく敷居が高く、読み始めても途中で挫折してしまう事が多かったのですが、この本は、まずタイトルに魅かれました。 「名画の秘めごと 男と女の愛の美術史」・・・何となくあやしくて、一体どんな秘めごとが書かれているのだろう?と思いました。  
 ページをめくると綺麗な絵画が並び、第一章から第六章まで、さらにその中が3つ〜5つの名画に分かれています。 一つ一つの解説が長すぎず短すぎず、丁度良い長さで完結しているので、後からでも好きなところを二度三度と読み返す事ができます。  美術館に行って名画を前にした時、今までは「ただ綺麗♪」と思うだけでしたが、画家が人間である以上そこにはドラマがあり、名画に託した思い、隠された真実がある事を知りました、そして絵画は単独で存在するのではなく、社会背景と共にある事も、この本は教えてくれました。 参考文献も数多く、巻末の簡単な「美術史の流れ」も知識を整理する事が出来て良かったです。  大切にしたい一冊です。
 まず目次のタイトルがとても興味をそそられました!
「王室の情事」や「毒のある愛」、「嫉妬の炎・報われない愛」など、一瞬驚くようなタイトルも、読めばまさに納得でした。一枚の絵に、これだけの画家の想いがつまっているとは知りませんでした!

 画家の生い立ちや、その当時の心理状態が非常に詳しいストーリーで書かれており、読めば読むほどに、新しい発見がありました。
 絵の中の人物が向いている向きや、人物が持っている果物や花の真実、二度同じ構図を繰り返した画家の心理など、この本を読まなければ絶対に気づけないポイントが分かりやすく書いてありました。この本を読んでから絵を観るのと、知らないで観るのでは、全く違う絵に見えるであろうと強く感じました。
 特に印象深かったのはモネの「散歩、日傘をさす女」と「日傘の女 左向き」です。二枚の絵を比較して解説している所も新しい視点でした。
 またユトリロの「モンマルトル テルトル広場」は母親への想いがとても切なかったです。孤独感をしみじみと感じました。
画家の人生の恋愛模様などがここまで詳しく書いているから、ここまで心に響くのだと思います!是非ご覧下さい!
美術館は大好きです!美術展に行くのも大好き!西洋美術も、東洋美術も好きです!
最近こそ、ガイドイヤホン等を貸し出してくださいますけど、混んでいたりすると、なかなか落ち着いて聞く事も出来ませんね。
今まではほとんどが、ただただ自分の感性のみで鑑賞していました。
そして美術展を観て、帰りにガイド本を買う程度。本屋さんで見掛ける”美術史”もガイド本に似たものが多く、買うまでには至りませんでした。

ところが、この本のタイトルにも表紙にもひかれて”購入”するまでに至ったのは、作家の生い立ちはもちろん、性格、考え方、作品が生まれる軌跡、歴史的背景、当時の思想、宗教観、人間関係など多岐に渡って”作品”を掘り下げている点です。
先日、”東急文化村”での”ルノワール×ルノワール”展でも展示された有名な”都会のダンス”と”田舎のダンス”。
三角関係の末、もしかして有名近代画家の父が!!○○○○○だなんて!?えぇーっ.....!!

また、これも誰もが知っている有名な絵”ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』と『春』。
二人のヴィーナスの天上の愛と地上の愛、ギリシャ哲学とキリスト教社会を融合しようとする思想”新プラトン主義”、
神々の男と女の葛藤や愛の成就、メディチ家の権力闘争まで織り込んだ奥の深い作品だと知るに至ったのは、非常に興味深いことでした。
イタリア”ウフィツィ美術館”で、うっとりと”教科書と同じだー”なんて感想だけではもったいないっ!!
この本を読んで、もう一度美術館に足を運び、自分の目で作品に描かれた神々の視線を感じたい!作品が書かれた背景を感じてもう一度、観てみたい!そう強く思いました。

もしかしたら、私たちは今まで、間違った美術史を知らず知らず刷り込まれてしまっているかもしれない。
著者は、自らフランスで美術作品を買い付けし、ヨーロッパ各地を巡り美術史の研究を通じて、本当の美術史を私たちに紐解いてくれます。

旅先で、美術展で、そしてビジネスシーンにおいてもきっと役立ち、更なる”潤い”を与えてくれるでしょう!!
おすすめです!!!
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