鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む |
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稀代の経営者、鈴木敏文氏の金言が詰まった本である。鈴木氏の凄さは「本当のようなウソ」を見抜く力である。 ・多様化の時代と言われているがライフサイクルの短い商品が順番に流行廃りを繰返す画一化の時代である。 ・モノ余りの時代だからモノが売れないのではなく欲しいものが無いから売れない。 鈴木氏は現場主義を唱える経営者が多い中で他店見学を禁止している異色の経営者である。が、本書を読むとその真意がわかる。つまり、絶対的価値の追及では見るべきものは他店(他店比較の客観的価値)ではなくお客のニーズである。 この視点をビジネスの世界で実践するには、データを見る時に、Why(それはなぜなんだ、どうしてそうなのか)とWhat(顧客のために何をすべきか、何が求められているか)を常に考えつづけることが大事である。実行段階では、How(どのように行うか)も重要であるが、WhyとWhatの問題意識に基づいた仮説・検証の力がそれにも増して重要である。 本書はとても読みやすい。が、鈴木敏文氏の凄さが分かり、仕事を進める上で役に立つ示唆に満ちた本だと思う。 「仮説と検証」「直感」「メタ認知」等々。さらりと書かれています。 大切なことは常識を疑うこと。 サラリーマンをやっていると、どうしても慣習に流されがちです。 しかし、本書に書かれてることを肝に銘じ仕事に取り組もうと感じる一冊です。 鈴木会長本人が書いたなら、本書での分析ができないでしょうから、ライターを起用したことは成功だと思います。 でもまぁ、世の中、優れた人はいるものですね。 あまりビジネス書を読まない僕にしても 引き付けられて一気に読み終わった一冊である。 セブンイレブンの経営の凄さは 同じく流通業界のはしくれにいる小生にも感じることであるが 十分納得させられた。宗教にも近い 会社方針の落とし込みを描く「火曜日の会議」の様子には 正直嘆息させられ 自分の職場にも応用が利かないものかと考えさせられた。 ある意味で日本が生み出した独創的な企業文化であると思われてならない。日本人も捨てたものではないか。
重複する内容は読みにくいですね。内容はもっとコンパクトになるような気がします。 少し立ち読みしてすませたのですが、何か気にかかって購入。何かと気になる鈴木会長の考えがコンパクトに理解できる貴重な本です。安易な現場主義を気にせずに、消費者の心理を忠実に考える。素直に数字を及び市場を把握する姿勢はいたずらな先入観が恥ずかしくなるほどです。 セブン-イレブンを勝利に導いた総帥、鈴木敏文の発想法と思考力に注目し、「55の金言」とともに紹介した1冊。 著者によると、鈴木敏文の発想の根本には、「時間軸で変化の流れを大きく捉える視点」「時間軸を輪切りにし断面を見る視点」「時間軸で未来から見て今を位置づける視点」「脱経験的思考」「陰陽両面的志向」の5つの視点があるという。ここで述べられている「時間軸」の概念は、一流の経営者がよく口にするものであり、この「時間軸」を考慮に入れるのと入れないのとでは、物事のとらえ方が大きく異なってくるようだ。 また興味深いのは、鈴木敏文が「メタ認知」に優れているという指摘。これは、著者の言葉を借りれば、「自分の頭のなかに『もう一人の自分』がいて、今の自分の思考を、もう一段上から客観的に見て判断する」能力のことであり、勉強法で有名な和田秀樹も指摘している優れたビジネスパーソンの資質である。 このように本書では、優れたビジネスパーソンに必要なさまざまな資質・視点を紹介しているが、もっとも注目したいのは、鈴木敏文が日頃、いかにして情報をとらえ、その裏に隠された真実を見抜いているか、という点である。情報の先にある「顧客の心」にまで迫っているあたりは、さすが小売業界の重鎮。小売業に携わる読者に限らず、得るところの多い1冊である。(土井英司) 鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴むを楽天で検索 |