大草原の小さな家 (福音館文庫) |
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うわー、やっぱり皆さん満点を入れるんだなー。これはちょっと書くのに勇気が要る。 ってほどでもないか。この本も結構値の張る本だが、教育上よろしいと思ったらしい母親が全巻そろえてくれたんだけど、はっきり言って、それほど惹かれるものはなかった。貧しいけれど、善良で頼りがいのある父と優しく働き者の母親、可愛い子ども達の生活。退屈だと思った方はいらっしゃらないのだろーか。 あとねー、これは最近気づいた違和感の正体だが、「頼りがいのある父親」がいてなぜ貧しいのだろうかということだ。いや、世界の仕組みはわかってるよ。働けばそれだけ裕福になるってもんでもないことは百も承知だが、どうしても「好きな本」には入らなかった。 抗議の投票、覚悟してまーす。 ウィスコンシン州からカンザス州への幌馬車の旅(これは、実に千キロ余、札幌から東京を過ぎ静岡あたりまでに相当する!)をする。プレイリーも平らな草原ばかりでなく谷山あれば川もあり、その川も、流れは激しく、泳ぎの上手な犬でさえ渡りきれず行方不明になることもある。小さな家を建て、ささやかな牧畜を始め畑も開墾する。狼の群れとその鳴き声に緊張をおぼえる。子どもたちもそうした生活の中から大自然との共生を学ぶ。インディアンの風習や権利をも考える。そう、そこはインディアン・テリトリー。父さんは、漂泊の情にも動かされ、インディアンの地から脱出することを決め北への旅に出る。 6〜7歳のローラの眼は、自然とのつきあいから、次第に身のまわりに展開する社会というものへと拡ってゆく。しかし、ローラ一家にとっては、インディアンをその地における先輩と見ることは考えるべくもなかった。それは、アメリカ西部開拓のその後の歴史を多少なりとも先取りしていたのかも知れない。 お恥ずかしい話ですが、私は子どもの頃にこの作品を読んだことが ありません。今読んでみてこれは大人でも凄く勉強になるし、楽しめる 本だと思いました。 ローラの一家は「大きな森」の家を出て、長い長い幌馬車でも旅を終え、 草原にたどり着きます。 そこでローラのとうさんは家を建て、井戸を掘り、少しずつ暮らしを 豊かにしていきます。 しかし、ここではインディアンの居住地でもありました。一家はインディアンに 怯えながらも、強く生きて行きます。 インディアンの歴史についても、この本では触れています。そういう意味でも 凄く勉強になる一冊でした。 大きな森の小さな家は楽しくハッピーな作品だったが、大草原の小さな家では開拓者の苦労が綴られている。 特に、ミシシッピを渡る場面には、はらはらした。 勤勉で感心な家族だが、インディアンに対して差別心があり、それを差別と思っていないところに、日本人の読者としては宗教性の違いを感じる。 母親の言葉などから アメリカ西部開拓時代のアメリカ原住民(インディアン)への白人が持っていた偏見をも読み取れた。 歴史を知って読むと フロンティア拡張のタメ、アメリカ先住民への殺戮・駆逐を、「明白な運命」と信じていたアメリカ史がリアルに感じられるはず。 インディアンテリトリー(特別保護区)に対しても、強制移動の「涙の旅路」に対しても、当時の白人の大人は当たり前と思っていたのだ。 そして、驚きなのが、 保護区にさえ侵入して、「白人にこそこの土地に住む権利がある」と住みだしたのがIngalls一家なのだ。 しかし、純粋な子供(ローラ)は先住民が怒るのは当たり前ではないか?と考える。 大人の考えがいつも正しいのか? 子供の発想は浅はかなのか? 「子供の本」と侮れない。 「TOEFL対策」として大人が読んでみてもおもしろい。 ローラ・インガルスという名の女の子… …それは「リトル・ハウス」シリーズの著者、ローラ・インガルス・ワイルダーのこと。インガルス一家は、小さな丸太の家を売り払い、インディアンの住む西部へ向けて旅に出ることになりました。一家はウィスコンシン州からカンザス州へ入り、ついにパパは、カンザス州の大草原に小さな家を建てます。農場での生活は苦しく、危険な目にあうこともしばしば。でもローラとその家族はいっしょうけんめい働き、大草原での新たな生活を夢見て楽しく過ごします。 幌馬車で西部をめざしてきたローラ一家ですが、そこがインディアン居留区だとわかり、再び移動しなければならなくなりました。 大草原の小さな家 (福音館文庫)を楽天で検索 |