口の中に潜む恐怖―アマルガム水銀中毒からの生還 |
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急性水銀中毒は、水俣病を初め日本人にはなじみが深い。しかし、慢性の水銀中毒がどのようなものかは、医師や歯科医師も知らない人が多いのではないか。開業医の私も、最近までまったく知識がなかった。数十年間徐々に進行する筋肉痛、関節痛、睡眠障害、集中力の低下、睡眠障害に悩まされていた著者は、アマルガム除去によって回復した。水銀中毒によって、記憶力障害・慢性疲労・全身筋肉痛・うつ・アルツハイマー病・自閉症などがおこることも、ほとんど知られていない。このような症状で、医療機関を訪れても、どこも異常ないとか、加齢のせいにされている人も多いはず。 本書は水銀中毒に関して、入手可能な情報を網羅している。また、DMPSやDMSAなど日本では入手できない薬剤の情報も詳しい。しかし、両者は副作用も強く、専門家の管理下で行うべきである。日本では、マグロ・キンメダイなど魚類の水銀汚染も深刻である。しかし、日本で従来行われてきたEDTAによるキレート療法は、慢性水銀中毒には効果がない。安全な治療法を求める人にとって、本書は貴重な資料となると思う。 検査法では、毛髪ミネラル検査を無効としているが、分析法を知らないためと思われる。詳しく知りたい方は、Andrew Hall Cutlerの本を一読ください。 2月16日の「食と健康講演会」講師に寄贈していただいた本。読みながらかかりつけの歯医者さんの診察台に・・・「おもしろそうな本読んでますね」とさっそく反応を示してくれた。アマルガムについてはこの本と同じ見解をしめし、私の口の中のアマルガムもとっくにすっかりとってしまったとのこと。(私は知らなかったが)「じゃ、この辺の歯医者さんは、皆さん先生と同じ見解を持っていらっしゃるのですか?」と伺うと、「いや、まだアマルガムを使っている歯医者は、多いですよ」」だって。歯医者も選ぶ必要があるってことですね。知識がないと選べない・・・ってところが「恐怖」。 口の中に潜む恐怖―アマルガム水銀中毒からの生還を楽天で検索 |