女ひとり家四軒持つ中毒記 |
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帯 竹村健一氏絶賛 「日本にもこういうたくましい女性も育っているよな。国際感覚、日本文化への愛情、特にその生活力に脱帽」 1954年生まれ。京大法学部卒 外務省課長 大阪大学教授 現在スイス日本大使館公使らしい 外務省職員等の在勤手当て問題に良く使われる書籍らしい。 読んでいて、お仕事の事は殆ど出てこない、女性差別への不満、文句、いかに自分が損をしているか。名家でも金持ちでもない家に生まれてパリの住宅も含めて4軒の家の所有者になったと言うお話。そして定年までには全てのローンが終わるとの事。 資本主義社会ですから、努力するものが報われるのは問題ない。残念ながら著者がどれほど日本の外交や国益に貢献したかが分からない。是非ともその辺を次作で書かれてはいかがだろう。ついでに当時の給与体系も。残念ながら外交を司る人に必要な教養を感じさせる文章は無かった。不動産に対する知識と日本のウサギ小屋批判はそれなりなんでしょうが。 闇権力の執行人 by鈴木宗男 外務省の裏金の使いっぷりが余す所なく晒されてる。その中での出色モン (P.40〜41)…ある現役の外務省職員が、「先生、面白い本がありますよ」と1冊の 本を紹介してくれた。スティルマン・清井美紀恵氏(外務省女性キャリア官僚−現、 在スイス大使館公使)の書いた『女ひとり家4軒持つ中毒記』である。本を開くと不 動産購入遍歴がユーモアたっぷりに書いてある。世田谷のマンション、千葉県勝浦の 別荘、パリのアパルトマン、そして目黒の一戸建て。国民からすると夢のような話だ。 しかし気になる記述も多々ある。 引用例→「この国の住宅政策のお粗末さには驚き、怒り、そしてあきれることばかりだ。 それを乗り越えようとしない庶民のふがいなさにはさらに打ちひしがれる」「そして140 万フラン、約2,800万円は約4年あまりで全額払い終えた」 この人の感性はいったいどうなっているのか。高額な海外勤務手当を当然の権利の ように思い、2,800万円のローンを4年で返済できることがいかに恵まれているのかわ からないようだ。そもそも、家を購入するときの原資は国民の税金だ。ところが清井 公使にはその意識がまったくない。…… ほとぼり冷めた外務省は4点セットの陰に隠れ、裏でぬくぬく…ええのう 面白い、とにかく理屈抜きに面白い。決して特権階級(?)や金持ちの自慢話などではなく一抹の嫌味もない。国家公務員の給料で、結構四苦八苦の要素も孕みながら、「家を買わずにはいられない」作者の内なる、理性では御しようもない衝動で次々購入していく有様は、「羨ましい」というより、他人事ながら「大丈夫???」とハラハラさせられるスリル感がある。人間の、欲望には打ち勝てないの弱さについて改めて考えさせられ、それでもこの作者の、計算のない大胆さと豪放磊落さに、爽やかな読後感を残してくれる一冊である。 これほど評価の分かれる本も珍しい。 結局、大阪の普通の家庭で育ったのに、東京のエリート集団の一員になり、女性という日本社会の主流ではないグループに属しながら、高級官僚になってしまったという筆者の矛盾の吐露に共感を覚えるか、嫌味だと思うかで星5つかひとつかに両極分解してしまうようだ。もちろんやっかみから反発する人も多いだろう。世の中、表に出ずにこっそりうまいことをしている人が多い中、正直に自分をさらけ出しているところは評価したい。 筆者いわく、年平均500万円を家につぎ込んできた、とのことですが、平均世帯所得が税込みで700万円あたりのこの国でそれだけの贅沢が可能な人はやはり恵まれています。また、キャリア外交官が若手のころから法外な手当てを支給されている現実と重ねてみると、この書の位置づけが相当ズレていることは間違いないでしょうね。 それに、仕事での武勇伝も海外ビジネスに関わっている一般庶民ならばもっとたくましさを発揮しなければならないことも多くなっています。 この筆者は自分をどう見てもらいたいのか、この本で何が言いたかったのか、最後までズレた感じを受け続けました。庶民に問いかけるような姿勢なん!か無理に取らずに、どうせなら堂々と、華々しいハイソな階級の考え・価値観や贅沢道を紹介してくれるほうがすっきりする気がします。 女ひとり家四軒持つ中毒記を楽天で検索 |