オープンソースがなぜビジネスになるのか (MYCOM新書) |
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2006年初版でFSFから話を始めるのはどうなんでしょう?? 確かにGPLとかの背景を知らないと話が始まりませんが、それならApacheライセンスとかにも触れないと。 後半の内容をメインにして書いて欲しかったな〜。それがこの本の主たる内容だと思います。だのに、FSFの話が長いので読む気が失せました。 オープンソースの原点としてGNUの歴史の紹介にはじまり、UNIX、LINUXの開発経緯、オープンソースのビジネスへの影響、日本のオープンソースの状況などについて書かれている。 著者が、GNU GPLの発明者、リチャードストールマンと交友があるということで、いろいろ興味深い話が出てきます。 また、オープンソースに関する、各団体の情報が、URL含め書かれており、どんなもんかちらっと見てみるのにも便利です。 オープンソースって、なんだか分かるような分からないような概念ですが、これを読んで、何となく分かったような気がしました。 オープンソースという言葉の定義やその成り立ちが解説されていることは理解できる。しかしながら、やや、回顧的な歴史小説の感がある。業界人受けのするサークル的な話題に終始しており、一般の方が読むには少々共感(あるいは実感)できない視点で記述されている点が残念である。この書物のタイトルを見て、大抵の方は”竿竹屋はなぜつぶれないのか”(正確な表題ではないかも?)にあらわされているマーケティング的な経済の仕組みを期待したのではないだろうか。思い切って、”オープンソースを支えている人たち”というタイトルにしてみては!。よっぽど表題のネーミングのセンスがないと思われる。 この表題でおよそ半分、イメージダウンの感がある。著者がまじめな方に見える分、損をしているのでは。 あるいは、”オープンソースを取り巻く環境”というような業界地図的なイメージで記述をされた方が読み手にとってはその意図がよく解るはずである。いずれにしても、”お宅”の読み物には少々物足りず、業界地図の解説にしては主観が多く、中途半端な書籍である。 私は本のタイトルからして以下のような情報を期待していました。 ・昨今のオープンソースの盛り上がりは今後どのように展開していくのか? ・無料で自由なオープンソースでどのようにビジネスを展開すればいいのか? ・オープンソースでビジネスを展開する際に何(法律等)を考慮しなければならないのか? しかしがっかり。 本書はフリーソフト/オープンソースの思想と歴史、そして筆者と交流のあるというオープンソース運動の教祖何某の暖かい逸話、Linuxなどの現在のオープンソースの広がりなどなどが展開され、結局最後まで私の期待していたような内容は出てきませんでした。 オープンソースを知らない人にとっては何かしら得るものがあるかもしれませんが、オープンソースとは何ぞやを知った上でビジネスを考える人にはあまりお勧めできる内容ではありません。 業界人でしたら、2,3時間で気軽に読める教養書です。 ストールマンに始まり、UNIX、GNU、GPLを経由して、インターネット と、リナス・トーバルズ氏に至るまで。果ては、IBMなど企業 が推進し、時代の脚光をあびるに至ったOSSの、その原点から最先端 の実証実験までを、コンパクトに、わかりやすく展望できます。 多少、タイトルの印象(OSSでこうやればお金儲けができるノウハウ風) とは違いましたが、そういう、下世話なお話ではなく、イノベーション の推進、立役者を、オープンソース・ムーブメントを分析することで、 技術論に分け入って出られなくなるような内容ではなく、 平易な文章で、大所高所から考察しています。 特に、第三の波でも言及された、プロシューマという切り口で、OSS の動向を分析しているのは面白いと思いました。 業界長い方ほど、懐かしいものもたくさん登場し、感涙に咽ぶ ことができる、啓蒙書です(Emacsですって・・へへ)。 オープンソースがなぜビジネスになるのか (MYCOM新書)を楽天で検索 |