魔女の生徒会長 3 (3) (MF文庫 J あ 2-9) |
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B校舎最強決定戦と学園祭が終わって、相変わらず騒がしいとは言えいつもの日常が戻ってきた帝都世紀末学園ですが、そこへ『魔界』C校舎の『魔王』断花シャムが生徒会へある事件の解決を依頼しにやって来ます。その事件とは、C校舎の生徒が連続して首を斬られて殺されているというもので、『魔女の生徒会長』剣シロオが未だ解決できていない「みんなの友達」事件に酷似しているというのです。 今度こそ事件を解決してみせると息巻いてC校舎に乗り込むシロオですが、明確な敵を相手に暴れて蹴り倒すのは得意でも、地道に調査をして推理するのは苦手と来てます。加えて「みんなの友達」事件と深い関わりを持つ生徒会書記『みんなの友達』淀川ドロシーは途中で別行動を取るなど様子がおかしくなってます。 そんな今回の話の舞台となっているC校舎ですが、『魔界』という通称が付けられているのは1巻で既に知っていて、一体どんなB校舎を越える混沌と狂気が渦巻いているのかと思いましたけど、「まさかそう来るとは!」と読んでいて思いました。詳しいことは実際に読んでいただくとして、ここでは、ありがちだけどどうしても消しようのないいわば世の中の摂理と、それらに起因する無数の願望と欲望が詰まっていると書いておきましょう。 これだけだと余計に分かりづらいかも知れませんが、そんなC校舎で『怪獣』が起こした悲しくも複雑な事件を、よくもまあ最後はこのシリーズの定番となった予定調和で締めくくったものだと呆れもしますが、一方でホッとしてたりします。これに比べたら、先代『魔女の生徒会長』耳寺ジュリエットと、彼女の愉快で危ない使い魔である四聖獣たちが骸コロチカを巻き込んで引き起こす騒動の方が、内戦を再発させやしないかと読んでいてヒヤヒヤさせるくせに(て言うか、次巻は内戦が再発した話かも知れません(汗))何故か一服の清涼剤のように感じるのですから不思議です。 魔女の生徒会長 3 (3) (MF文庫 J あ 2-9)を楽天で検索 |