乃木坂春香の秘密〈3〉 (電撃文庫) |
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どうもこの作者は、 想像力の展開に難があるようですね。 学校内でのストーリー描写は ビックリするくらい平坦で得るものがありません。 校外になるとハメが外せるのか、 ラノベらしい過剰な表現が出てきます。 それでも全て「どこかで見た・読んだ描写」ばかりですが。 「サルまん」で武熊健太郎が分析した通り 「童貞の妄想力」が決め手。 あんまりブッとんだら読者がついてこないのです。 しかし今巻、最後の南の島編は 校内から遠く離れたのでそこそこ楽しめました。 相変わらず「どこかで見た描写」ですが。 まず滅多に確実に読者の予想を外れない展開、 これが「乃木坂春香の秘密」の魅力です。 『乃木坂春香の秘密〈3〉』です。 前の巻は夏休みのエピソードで、でもその割には海に行くという話が無かったのがちょっとどうなのよという感じでしたが、本書で海へ行きます。なんと表紙イラストは春香の白ビキニ姿ではありませんか。 内容は相変わらず。連作短編。ベタベタなラブコメ。文章の特徴はヘンテコな比喩表現です。 乃木坂家の濃い人たちの新キャラも登場します。 また、ラストでは春香にとって恋のライバルとなりそうな人物も登場します。ライバルというより当て馬かもしれませんが…… 主人公にとっては今後ハーレム度がアップしそうな予感です。 例によって無駄にエッチなイラストも全開でグッドです。 お話は一本道で、先の展開が読めてしまいますが、それでも思った通りに進んでいくので、心地よいですね。妙な比喩にくすりとして、関係は進まず時間ばかりが経過してしまうもどかしさは、一冊を一気に読ませてしまう、そんな雰囲気です。 何故か時間の無い中でも読んでしまう魅力はあります。ですが 人物表現が地に足がついていない感も相変わらずです。 さくっと読めるので、時間の無い方にもどうぞ 前回で乃木坂家のほとんどのお方が出揃いましたが、今回はなんと祖父がでてきちゃいます。おまけに最後のほうで転校生の出現により春香さんのピンチ!?という次回がとても楽しくなりそうな布石があったりしちゃいます。 内容のほうもすっごい可愛く仕上がっていまして、つい顔が緩んでしまいました。夏休みも終わって初登校日に起きたイベント「お昼休みでのツーショット」 妹の美夏ちゃんと共にアキバへ行く「お買い物」 戦闘機に揺られて行っちゃった「ハッピースプリング島でのパーティー」 島の砂浜にての隠しイベント「春香ちゃんへの贈り物」 とまた意味不明なタイトルをつけてみましたが、4話に分けられています。 どれも裕人くんと春香ちゃんは家族やメイドさん達にからかわれていて、楽しく読めました。しかし、最後にでてきた子が次回どうのように絡んでくるのかが気になってしまったので、期待しているということで☆4つとさせていただきます。 乃木坂春香の秘密〈3〉 (電撃文庫)を楽天で検索 |