狭小住宅 (Part1) |
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家を建てるということは、まさに「どういう人生を送りたいかを考えること」だと思います。この本に掲載されているのは、小さな敷地面積しかない、いわゆる狭小住宅ですが、どの家にも、その住人のこだわり−例えば、茶室が欲しい、2世帯住宅にしたい、犬小屋が欲しい等々−が一杯詰まっています。お金が湯水のようにあって、大きな家が建てられるのであればどれも簡単でしょうが、建築家に与えられたのは、小さな敷地。ここからが、建築家の腕の見せ所になりますが、それを克服するアイディアを観ていると「う〜ん、こういう手もあったのか」と知的好奇心がそそられます。小さい敷地だけれども、住人の大きな夢と、建築家の素晴らしいアイディアが詰まった家々を見ているだけで楽しくなる本です。 雑誌「Memo男の部屋」の特集記事(3号分)の増補版である。記事自体は変わっていないが、室内写真を大きくする等、かなり見やすくなっている。だが、各家わずか2ページに収まっているため、住宅雑誌ほど写真点数がないのが、若干不満である。20坪前後の狭い土地での一戸建てがブームだが、この本を見るとその理由が分かる。これら、狭さを克服する知恵は、広い家を建てる場合にも、きっと役に立つ。また、広さに関する工夫だけでなく、豊かな個性にも驚かされる。現代建築の傑作選としても楽しめるのではないか。 狭小住宅 (Part1)を楽天で検索 |