風景のあとに―カレンダーのくれたもの |
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ブリキのバケツに無造作に投げ込まれたささゆり。背景の白い壁に引き立てられて静かに息づいている。美しい写真を撮る人だなと思った。 梅干しを作り、お茶を炒る。自然の恵みをつつましく味わうていねいな暮らし。 雑誌クーネルの写真と似た色合いを持つが、クーネル風の乙女っぽさと少し違う。骨董の写真もあるが、「大人の・・・」と簡単に言いたくない。いまどきの「大人の・・・」はお金の匂いがする。彼女の写真に登場する骨董は、骨董屋さんで買ったのではなく、一つの家で、大事に使われているうちに、味わいの出てきた、普通の器というかんじだ。 しかし、なんといっても、写真を引き立てているのは、バックの白い壁。ペンキではなく、漆喰の白。独特の空気感のある写真です。 風景のあとに―カレンダーのくれたものを楽天で検索 |