温暖化は憂うべきことだろうか―CO2地球温暖化脅威説の虚構 (シリーズ〈環境問題を考える〉 (1))

温暖化は憂うべきことだろうか―CO2地球温暖化脅威説の虚構 (シリーズ〈環境問題を考える〉 (1))

売れ筋ランキング温暖化は憂うべきことだろうか―CO2地球温暖化脅威説の虚構 (シリーズ〈環境問題を考える〉 (1))  
温暖化は憂うべきことだろうか―CO2地球温暖化脅威説の虚構 (シリーズ〈環境問題を考える〉 (1))

温暖化は憂うべきことだろうか―CO2地球温暖化脅威説の虚構 (シリーズ〈環境問題を考える〉 (1))


価格:¥ 2,100(税込)
不知火書房  (2006-07)
/近藤 邦明/
単行本 202ページ
売れ筋ランキング:181481
CO2温暖化説は間違っている (誰も言わない環境論)
地球温暖化は本当か? 宇宙から眺めたちょっと先の地球予測 (知りたい★サイエンス)
地球温暖化論への挑戦
地球温暖化の真実―先端の気候科学でどこまで解明されているか (ウェッジ選書)
新石油文明論―砂漠化と寒冷化で終わるのか

武田邦彦と良く似通った主張をしている、「近藤邦明」による本。
日本の気象庁・環境省や地球シミュレータによる科学的な検討結果、さらには世界中の数千人にもおよぶ科学者が出した結論と矛盾する内容を記している。そして結局は温暖化対策なんかするな、今まで通りに化石燃料をばんばん燃やせ、という主張をしている。

このような本を読まれる前に、国立環境研究所や環境省のwebサイト、および「図解雑学 地球温暖化」などを読まれることをお奨めする。その上でこの本を読まれれば、ああ世の中にはこんな情報を意図的に流す方もおられるのだな、と思われることだろう。

著者はCO2による温暖化は問題ないと主張する。そこで根拠にあげられているのは自分の説に都合のよいデータだけだ。
反対にCO2による温暖化は問題だと主張する人々も居る。そこで根拠にあげられているのは自分の説に都合のよいデータだけだ。
結局、ベクトルが違うだけで盲信という点では同じなのだ。
人が物事を考えるとき、主観や思いこみはどうしても排除することはできない。
それをいかに減らし、真に客観的で科学的なデータに基づいて環境問題を考えるかが重要だろう。
地球温暖化の問題は横に置いておいたとしても、ゴミを減らし化石燃料を節約し、できるだけ
環境を汚染しない生活をすることが人類の文明の存続にとって重要なことには、いかな著者でも反対はするまい。
環境問題に取り組むこと自体に胡散臭さを感じる人は多い。多くは非科学的で感情的だからだ。環境問題に取り組もうとする運動の裾野が広がってみると、ただ単に人をやり込めることに快感を覚えるいやらしい人々の増殖であったりする。そうしたものとは一線を画する格調高い本。『専門家』の言うことを鵜呑みにすることが今の状況であるとするなら、民主主義など死んだも同然だろう。民衆が自らの判断をもつこと、情報の多いほうにだけ流されることが正しいことではないこと、それを教えてくれる。冒頭の地球の歴史から説き起こす部分は圧巻。変動を乗り越えて今の私たちはある。二酸化炭素に何もかもおっかぶせて、真の人間の幸福を考えない今、多少の困難を乗り越えて、しっかりと考えたい人にお勧め。苦手なら数式は飛ばしても大意は読み取れることと思う。二酸化炭素原因説は、『事実』をもってこの本に対向するべきだろう。
私はこれまで、マスコミを始め巷間いわれている「化石燃料の使用によって大気中の二酸化炭素が増加し、温暖化の原因となっている。だから京都議定書で数値目標まで決めてある。それを目指して温暖化ガスの排出を減らそう。」という論を疑いもせず鵜呑みにしていました。しかし、この本を読んでそれを見事に覆されました。まず、そもそも温暖化自体が驚異なのかという点から出発し、その論証は観測データの緻密な分析や物理学、化学、地学等、様々な視点から科学的に論じられており、かなり難しい内容ではありますが、一読…いや理解するまで何度でも読む価値のある一冊だと思います。
内容的には星5つ付けたいところですが、自然科学に疎い方が読むには難解な面があり、星4つといたします。
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