ル・コルビュジエ カップ・マルタンの休暇 |
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ル・コルビュジエが設計した最晩年のシンプルな休暇小屋は、地中海を見おろす狭い斜面に建っている。何年も前にテレビ番組で紹介された時、修道僧の住居のようだと解説されていた。しかしこの本を読むとトイレはあるがバスもキッチンもないわずか16m2ほどの小屋で本人は隠遁生活をするつもりは全くなかったことがわかる。ひとで軒という奇妙な名の食堂の親父と意気投合した彼が、ここにヴァカンス村のようなプロジェクトを実現しようとしていたのである。結局事業計画は頓挫したが、巨匠は海水浴を楽しみ、隣のひとで軒で食事をし、小屋の中で建築のスケッチを描きつづけ、上機嫌で過ごしていた様子が想像され、ほほえましい。 ル・コルビュジエ カップ・マルタンの休暇を楽天で検索 |