デザインの輪郭 |
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デザイナーとしての視点と、デザインというモノの存在を 面白いほど表現している作品です。 「輪郭」というテーマから「張り」や「粋」そして「ふつう」と 言葉が進んでいく過程が、とても興味深く読めました。 生き方にも通じる、たくさんのメッセージを含んだ著書です。 著書より抜粋〜 日常の中で、あたりまえに、 「わかっていそうで、わかっていなかった」ことをデザインでやりたい。 あたりまえの価値に気づくことが もっとも感動てきだと思う。 決して体系的に書かれた本ではないので、はじめ読んだ時、筆者の言わんとするポイントを十分に受けとれているのか、奥にあるものを十分理解できているのか不安でした。でも何度か読むうちに次第に感じられるようになってきたように思います。個人的には「幸せの現象」の章がとても好きです。 最初、読み始めたあたりでは「何を言わんとしているのか」ということが、わかるようなわからないような感じだったが、読み進めてゆくうちにだんだんと「言わんとしていること」のイメージが頭の中に出来上がっていった。これこそこの本の名前でもある「輪郭」が作られてゆくということなのかもしれない。 「デザインの本」としてではなく、生きている自分という存在を改めて「感じてみる」きっかけになる本。 内容は特に難しいわけではないけれど、その文章と対話をするように最後まできちんと読むことが必要です。 「デザイン」というと、ひとつの限定された仕事をあらわしていることも確かだけれど ここでの深澤直人さんは、生きることとデザインを等価なものとして 宇宙的な視野のもとに位置づけている感じがします。 「じぶんが世間的なものに合意できないのは間違ってるんじゃないか」とか 「手法にならうことが物事を成し遂げるいちばんの近道だろうけど、何かちがう」とか からだの表面ですこしの不和を感じている人たちにはきっと「ひびく」言葉がつまっています。 すごくそぎ落としてあるし、すごく考えてある。 それをさりげないかたちで提示できる深澤直人さんは、やっぱりすごい。 著者がなにもない、がらんどうの部屋で 家族とすんでいた、というお話が印象に残る。 デザイナーという職業の人に限らず 働いている人は、だれでもこのシンプルな 発想を持つべきだろう。 たくさんものを持っていることはかっこ悪い、 というところ、自戒の念も持ちながら 心に留めた。 デザインの輪郭を楽天で検索 |