幸福論 |
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読む前に「宗教色の強い本なのだろうか?」と少し警戒していましたが、フタを開けると、宗教というよりは倫理、哲学の本だと分かりました。 ダライ・ラマ自身、「非宗教的な観点で書いています。」と言っており、宗教的要素を出すと、人々が間違った捉え方をしてしまうと懸念し、ごくシンプルな普通の言葉を使って道徳を解いています。道徳概念の確立や、精神の律し方、現代の人々の不安を「思いやりの心」を持つことで安定させるなど、様々な幸福への道を解いてくれています。 ダライラマは世界中のあらゆる著名人や学者、医師などと接した上で、宗教の教えと共通する人間の真理を教えてくれています。なので、宗教本というよりは、本当哲学書に近いです。 人々がオカルト宗教などの不安をあおる言葉に惑わされている昨今、ダライラマもそれには気をつけるようにと言っていました。そういう意味では、この本はスピリチュアルも何もない本ですが、その分、心穏やかに安心して読めます。 オススメです。 現在、海外より一時帰国中です。海外に出て様々な刺激を受け、いい意味で自分が変わりました(やってみてほしいです)。 生きている事や、地球、宇宙などに対してとても興味が出て、多くのことを考え感動するようになりました。 残りの人生を生きていく上で、自分の意志が深くなったことにより、とても良かったと深く感じています。 そんな中、ダライ・ラマ14世の「幸福論」に出会いました。 2週間後に再留学予定ですが、その時には持っていきます。 とても分かりやすく書かれています。 人はみんな幸せになりたいと望みながら生きているけれど、 でも、多くの人が幸せとは、お金や物であったり、物質的なもので幸せになろうとしている。 この本では、幸せとはその人々の心の中にある、と言っています。 小さい頃、教えらてきた、相手への思いやり、優しさ、誠実さ。 そういった心を自分の中に育てていくことで、人々は確実に幸せを築いていけると。 ダライラマという人、カリスマ性に興味があって手に取った本だけど、すぐそこで一緒にお話ができそうなくらい普通の人という印象に驚きました。でも、この本に何度となく、簡単な言葉で繰り返し語られている、「思いやり」、「良心」、「愛情」、「誠実さ」といった、幼い頃から意味もわからず何度も耳にしているこういう聞きなれたフレーズこそ、いかに実際の生活で自分や人間が実践できていないことかということ、それこそがどこか今の生活に不満や不安を抱えている人の心の根源にあることか、簡単なことが一番実は難しい、難しく考えていることの根本がいかにシンプルなことにあるかを実感します。 幸福論を楽天で検索 |