地雷と聖火

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地雷と聖火

地雷と聖火


価格:¥ 1,680(税込)
青山出版社  (1998-04)
/クリス ムーン/ 吹浦 忠正/
単行本 189ページ
売れ筋ランキング:243029
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 モザンビークで地雷撤去作業を指揮していた著者は、自分のチームが撤去作業をした「安全地帯」で地雷を踏んで右の手足を失いました。リーダーとしての責任感と生きる決意から、彼は目覚めたまま周囲を観察し応急処置についても冷静に判断します。正確な知識を持った者が自分の体験として記した触雷前後の様子は、彼のように語るすべを持たない多くの犠牲者に代わって地雷の恐ろしさを雄弁に語っています。
 しかし、この本の真価は、地雷に対する著者の思いが、広い人間性の上に立っているというところにあります。半ば落ちこぼれた少年時代に父親の親友のもとで農業を手伝って自分を取り戻し、教会と家庭で養われた奉仕精神の実践の場として軍隊に志願し、そこで平和とユーモアについて学び、手足を失って横になっていたベットの上でフルマラソンに出場することを決意する、という具合に、日本ではちょっと考えられないユニークな経歴が、彼の幅広い人間性を物語っています。
 「64ヵ国に11000万個、毎年除去しているのは10万個、全部取り除くには1000年」そして、毎
日800人が地雷で死亡、という現実を痛いほど知りながら、彼は悲壮感に浸ることなく、マラソンを通して、その現実を世界中に知らせているのです。
”今の生活もいいけどこのままで本当にいいのかな、やはり、これから人生どうしようかな” と思っている方、”自分は以前頑張っていたのに一つのことにつまずいて悩んでいる” そんなかたにオススメです!!
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