あの人が躁うつになったら―双極性障害の伴侶とともに |
|
売れ筋ランキング > あの人が躁うつになったら―双極性障害の伴侶とともに
今まで購入してきた躁鬱病の本は、体験者が「こうだった、ああだった、こういう治療をした」とか、躁鬱病そのものの分析系の内容が多く、具体的な対応について欠け、薬についてのみ細かく書かれているものが中心だと感じていました。 この本は全てが対応策であり、また、躁鬱病者のパートナーが対象として書かれていてとても助かると感じました。 自分の口で言えないことも、気付いてすらいなかったこともたくさん書いてあったので。 個人的なことですが、これがもっと早く発行されていれば元夫と離婚せずに済んだのではないかと思ったくらいです。 また、その時の元夫の気持ちに対して、優しくなることができるようになりました。 患者本人が読むものという感じではありませんが、もし躁鬱病者のパートナーがいる方はぜひ読んでみて欲しいです。 この本はあくまでもパートナー向けに書かれていること、原書がアメリカということもあって(パートナーと患者双方の)リストによる自己管理を行うことを目的に書かれていること、この二点に於いて患者本人向きの本とは言い難いです。 パートナーによる「躁・鬱の要因(前兆)リスト」の作成は患者には重荷になる可能性もあります。逆にパートナーがリストの作成を拒んでいるのに、患者側から押し付けようとするのも良いこととは思えません。 しかしながら、「パートナー(もしくは家族)に病気への理解とより良い対応をして欲しい」という切実な願望を患者本人が多少でも叶えるには、この本は良書だと思います。ただパートナーに読んでもらうだけでも良いと思います。 患者本人の場合、リストを作る行為が躁や欝に移行する可能性もあるので、必ずしも良い結果になるとは限らない気がします。 パートナーと当事者とが、双極性障害に対処する手法を具体的に教えてくれる。目標を設定し、症状のリストを作り、対策のリストを作り、要因を見付ける。それぞれに具体例を挙げている。 パートナーは、当事者と話しているつもりで「双極性障害」と話しているという。当事者に反応せず、双極性障害に対応せよという。 双極性障害の多面性に関する指摘は自身の経験にも合う。 日本語で読めるものとしては類書が無いように思う。パートナーが直面するであろう問題を網羅し、それぞれにアドバイスがある。 あの人が躁うつになったら―双極性障害の伴侶とともにを楽天で検索 |