セルフビルド―家をつくる自由 |
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家を作る自由。本書には本当に自由に作られた個性的な家々がたくさん紹介されています。身近な竹や木で作った家から、曲がり梁のあるようなプロ顔負けの家、草屋根の家、ドーム型屋根の家。また作る人たちも数ヶ月で作り上げてしまう人もいれば、村のように何棟も作りつづける人もいて、一言にセルフビルドといっても、その多様さに驚き、そして少々呆れてしまいます。本当に個性的で、ユニークです。 本書はセルフビルドの家について知る、またはセルフビルドの手引きにもなるでしょう。紹介されている家々はカラー写真が豊富にあって、具体的にイメージができます。また、セルフビルドの建築記や関連する法律の解説、用語や道具解説など、読者の関心に沿って細かいところまで心配りがなされています。決心の心境や苦労の様子まで伝わってきて、セルフビルドの全体像をイメージすることができる本です。 お金がないが家がほしい。ならば自分で建てれば安上がりかな?と思い参考書を探していて見つけた本。写真が多く間取りや雰囲気が伝わってきて見やすい本ですね。中にはゴージャスな家もあり、お金のない私にはまったく興味の持てない家も掲載されていて、ちょっぴり残念ですが貧乏な人の為にというコンセプトで作った本ではないのでしょうからねぇ。もう少し建て方や構造が詳しく書かれていれば良かったのですが、これから自分で家を!と考えている人の背中をポンと押してくれる本です。 自由に家を作ってもいいよと言われたところで、ほとんどの日本人は近所とおなじような家をプロに頼んで作ってもらうことくらいしか考え付かないだろう。そんな中で、この本に登場してくるのは、‘そんなことも自分で出来るんだ!’とか、‘そんなことやっちゃっていいんだ!’という自由の中身を我々に教えてくれる人たちだ。本の中の写真からは棲家と言う言葉が似合う温かさが感じられる。どこかのハウスメ−カ−の豪華なカタログから感じるものとは全く違うものだ、この本は‘セルフビルド家を作る自由’という題名から、分類上は建築の中に入るのだろうけど、一般的日本人に、ここらでもう一度生き方やほんとに価値のあるものってなんだろう?って考えさせる啓蒙書っいう感じだよね。 素人がよくもここまでやってしまうものだなあと、感心しながら読みすすんだ。掲載されているセルフビルドされた30軒の家々はそれぞれ特徴があり、作者の好みや性格が反映しているようで実に楽しい。特に私の興味を引いたのは、著者の一人でもある矢津田氏のページだ。ふつう、この手の本だとセルフビルドされた家に注目するものだが、私は氏の家づくりについての考えに魅了されてしまった。『旅するように暮らす』『移動するように定住する』、はじめて触れた考えだった。氏は、旅を新しいものとの出会いと位置づけ、家づくりをもそう考える。定住することによる停滞を嫌い、つくりつづけることによって、新たな空間と出会うのだ。よい本と出会えたと思う、ちょっと自分の生活を見直す、いい機会をあたえてくれた気がする。 セルフビルド―家をつくる自由を楽天で検索 |