ペインタボン! |
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前作品と比べると、ページ数は少ない(約200ページ)が迫力は 相変わらず。満足できる作品集であった。 これからもSF画中心に頑張って欲しい。 物を物らしくみせる天才です。例えば人物を描くなら、人体の構造を知っておくべきだとよく言われます。まさにその通りです。その通りですが、寺田氏が描く筋肉は、あくまで「それっぽく」て、それでいて「巧い」ものなのです。よく考えたらそうなんですよね。別に不自然でなければ、余すことなく人体を忠実に再現する「必要」なんてどこにもないわけです。むしろそんなこだわりにとらわれて自由な発想を失うことの方が恐ろしいです。 寺田氏と著者や、大友氏との対談もまたおもしろいですし、何より作品の制作過程がみれることって何か幸せですよね。 ペインターを使っている方、研究の価値ありです。 この本は、寺田克也が大好きで、ラクガキをするのも大好き!という人にオススメの本。内容は寺田克也の絵が完成していくまでの過程が写真で載っている本。よくあるハウツー本かと思いきや、詳しいツールの説明なんてのはほとんど無し!代わりに寺田氏とガビン氏のおバカな会話(いい意味で)がひたすら書かれている。ふざけている様でいて、絵に対しての寺田克也の考え方を感じる事ができるステキな本。かなり面白い。 さらに寺田克也と大友克洋(!)の対談まで収録されているっていうから鼻血が止まらない!これだけでも買う価値あるよ。 オマケに巻末には下絵まで掲載されている。線画の迫力に酔うもよし、スキャナで取り込んで塗り絵するもよしと言ったところ。 素晴しい本だが、この本はペインター(PCのソフト名)の本ではないと思う。確かにこの本に掲載されている絵はペインターで描かれているが、詳しくツールの説明が書いてある入門書ではない。そういう内容を期待して買うと肩透かしをくらうのでご注意を。(逆に言えばペインターを持っていなくてもこの本は楽しめるということ。) 余談だが、この本の絵はペインター6で描かれているので模写したい場合はそれ以前(以降じゃないので注意)のバージョンがオススメ。私の経験で言えば9でも大丈夫な気がする。7は向いていない。 いろいろ書いたけど、一言で言えば「勉強の本じゃなくて楽しむ本」だと言える。 デジタルで絵を描く人のみならず、厚塗り系の絵を描く人は 間違い無く持っていて損のしない本だと思います。 寺田氏と伊藤氏のやりとりも、絵を描く上で非常に参考になる内容のオンパレード。 巻末には着彩前の線画も載せられており、 文章と絵の両方が、高いクオリティでバランス良くまとめられています。 難点は、高さ約19cm×幅約30cmと言う 極端に横に長い本の形でしょうか(因みに厚みはカバーを含めて1.5cm位です)。 この為、本の内側に載っている文章は、やや見辛い時もあります。 しかしこの長さは、本を開いたままにして置きたい時は長所にもなるので、 一概に欠点とは言えないかも知れません。 総合して、寺田克也本の中でも、実用度は極めて高い一冊だと思います。 その反面、載せられている題材数は少なめなので、 寺田克也の絵を見るのが好き、と言う方の場合は 他の寺田本を購入した方が満足度は高いかも。 自分も絵を描いてるので、この本は絵を描く為の行動指針やモチベーションを高めてくれるひでぶ!いや、バイブルだ!!そして伊藤ガビン氏のインタビューが寺田氏の気持ちいいところをついてるのか会話がスイングしている!しまいには大友克洋氏との対談で「絵」をテーマにするだなんてゴスロリパンク!いや、すごすぎる!!何よりも勉強になったのはラクガキのラクはラクチンのラクだってこと。楽しくなけりゃ絵じゃねえってこと!! ペインタボン!を楽天で検索 |