Ockeghem, Brumel and LaRue

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Ockeghem, Brumel and LaRue

Ockeghem, Brumel and LaRue


価格:¥ 2,196(税込)
ASV CD1997-03-18
売れ筋ランキング:47268

曲目リスト
  1. Kyrie
  2. Gloria
  3. Credo
  4. Fors Seulement
  5. Fors Seulement
  6. Du Tout Plongiet/Fors Seulement
  7. Introit
  8. Kyrie
  9. Graduale
  10. Tractus
  11. Offertorium

ASVのオケゲム/宗教作品全集の第4弾。オケゲム晩年の作品「ミサ・フォール・スルマン」と、原曲のオケゲムのロンドー、そしてそのロンドーの、ラ・リューとブリューメルのアレンジ、最後にレクイエムという構成である。

「ミサ・フォール・スルマン」は、クレドまでしか現存しないが、晩年のオケゲムの、厳格な作曲技法によりながらも滑らかさのある文句なしの名曲。上述したように、原曲とアレンジを収録していることで、このミサ曲が多角的に味わえる。これが親切な点その1。

レクイエムは、現存する最古のポリフォニー・レクイエムだが、オケゲム作品の中でもなぞが多い。典礼で使用される全ての楽章に付曲されているわけではない。例えば、ルネサンス時代には、誰のレクイエムでもディ・エス・イー・ポリフォニーではなくチャントが演奏されていたが、それらと何か関係があるのだろうか。

さらに問題なのは、各楽章が、作風的に不統一であることである。イントロイトゥスは、1440年代のオケゲムの厳格な様相を示しており、一方最後のオッフェトリウムなどは、「ミサ・フォール・スルマン」などと同じく、1480年代以降の作風なのである。ゆえに、オケゲムのレクイエムは、さまざまな時に作曲した楽章をまとめたものだというのが通説である。そして、これでお分かりだろうが、ミサとレクイエムも、この点を考慮してカップリングされているのである。本当に考え抜かれたよい選曲である。これが親切な点その2。

演奏は、特にレクイエムにおいて、作風上の違いを強調するでもなく、無理に統一しようとするでもなく、あるがままのおもしろさを聴かせてくれるのがよい。名作・ミサ・フォール・スルマンも透明感があってよい。


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