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曲目リスト
もう細野さんの頭のぐちゃぐちゃな感じを全部詰め込んじゃってる感じです。 32ビートの後に突然幻想的な音世界に行ったり、スクラッチや、奇妙奇天烈なサンプリング、 展開もすったくれもなく(あるんですが全く読めなく)、 面白い音や、アイデアを次から次へとどんどんやっちゃおうっていう 遊び心が前面に聞こえてきて、 とにかく聴いているこっちが楽しくなってきます。 YMO散開後にやりたいことを好き放題やったという感じで、 こんな(当時からの)大御所(プロデューサーとしても)がこんなアヴァンギャルドで先進的なアルバムを出せること自体、 いったいどんだけ冒険心を忘れていないのかと感心します。 実験心とセールスを度外視した音楽への愛情を感じます。 アフリカバンバータがこのアルバム大好きだそうで、 これまた遊び心にあふれたMouce on marsがelekingでトップ10に挙げていましたが、 非常にうなずける、古びれないというか、今リリースしてもセンセーショナルで新しいんじゃねぇかって言うサウンドです。 cybatron、プラネットロック、いろんなエレクトロ作品聴きましたが、 その後の影響を考えなければ、ぶっとてんでいてやばいのは間違いなくこのアルバムです。 日本にこんなアーティストがおられることをほんとうに誇りに思います。 16ビートをYMO時代で極めつつあった細野さんが、さらなる飛び道具として、32ビートを今作で導入。 「BODY SNATCHERS」での切り刻まれたリズムは今聞いても斬新で、カオティック。 とは言え、他の曲は前作にも通じる細野ワールド。 最終曲での「空間」をうまく使った感じは後の本格的なアンビエント時代の予告とも言える。 収録曲1をはじめ、ビートを追求しアナログテクノの究極といった作品と、10のようなSF映画のサウンドトラックのような作品に分かれています。 ややもすると散漫な印象ですが、1曲1曲はよい。 2のBody snatchers(sepecial mix)はこのアルバムだけで聞けるバージョン。 32ビートだ!と細野氏は盛り上がっていたそうですが、実際、エロクトロビートとエスニックリズムをかけあせた細野氏の音楽は、R&BやHip hopに影響を与え、アフリカバンバータは彼の熱心な信仰者だったそうです。 テクノの印象は薄れた細野氏ですが、彼の仕事はジェフミルズ等のデトロイトテクノに繋がっているのではないでしょうか? 細野作品の中では最もHIPHOPに接近した時期のもの。今聴いてもカッコイイ。 一曲目なんか、この路線をもうちょっと極めれば「和製スクリッティポリッティ」な道もあったんじゃないかと、、(個人的にはモナド系よりもそっちが聴きたかったです)。 「胸キュンYMO」よりは絶対こっち! 細野さんのセンスは20年先を走っています。 コチンムーン然り、SFX然りです。 アンビエントとかラップとか沖縄風とか、そんな言葉が流行るよりずっと前に細野さんはそれらをやってしまっています。 さて、このSFX、サンプリングやリンドラムなどで溢れた心地よい「リズムと言葉と音階の断片」の塊、不思議な歌詞にタイトルも不思議。 「現実から離れた」SFXの世界からふっと「お疲れ様」と、「地球の夜に向けての夜想曲」が挿入されている辺り、細野さんの「旅モノ」の原点はここにあるんじゃないかなと思いました。 S-F-Xを楽天で検索 |