Never for Ever

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売れ筋ランキングNever for Ever  
Never for Ever

Never for Ever


価格:¥ 1,538(税込)
Toshiba EMI CD1991-08-05
売れ筋ランキング:32782
The Dreaming
天使と小悪魔
The Hounds of Love (+6 Bonus Track)
The Kick Inside
Lionheart

曲目リスト
  1. Babooshka
  2. Delius (Song of Summer)
  3. Blow Away
  4. All We Ever Look For
  5. Egypt
  6. Wedding List
  7. Violin
  8. Infant Kiss
  9. Night Scented Stock
  10. Army Dreamers
  11. Breathing

80年発表の3rd。とにかくジャケットのデザインが裏表とも凄まじい・・・作品。ジョン・ケリーとの共同だが、自らプロデュースにも乗り出した初の作品であり、いわゆるポップ・フィールドのメロディを重視した音楽からは本作以降、一旦遠ざかった。本作は当然のごとく全英1位を記録。本人にも一つの覚悟があったかどうかは分からないが、前作、前々作とはまた一味違った美メロが目白押しで、サウンドも更に美しくなって磨きがかかった印象だ。歌詞の内容も彼女でしか表現しきれない着眼点のおもしろいものが多く、妻が変名で夫を呼び出すという屈折した愛憎を描く1.や、シド・ヴィシャスやサンディ・デニー、マーク・ボランなど亡くなったロック・スターの亡霊の世界へ私を連れていかないで・・・と歌われる極限に美しいバラードの3.戦争で亡くなったわが子を通して戦争の愚かさを歌う10.核爆弾投下の後の世界を描いた11.など全曲が聴いた後に胸を揺さぶられるかのような強烈な余韻を残すものばかり。ざっと流しても普通に楽しめる作品だが、その内容は凄まじく深い。今までの素晴しい作品とも更に一線を画する出来だと思う。意外に違和感のないセックス・ピストルズばりのパンキッシュな7.も聞き物だと思う。ジョン・ギブリンのフレットレス・ベース、マックス・ミドルトンによるエレピなど適材適所で素晴しい効果を上げていおり、ロイ・ハーパーという大御所までバッキング・ヴォーカルに駆り出しているが、それに見合った究極の作品だと思う。こんな作品を他に誰が作れるというのか?
この人には思い入れが半端ないので書こうと思うといくらでもかけるのですがまあ適当に。この作品は彼女が最も神がかってた時に作られた三つのうちの一つで、異常な完成度になっています。一曲一曲のクオリティの高さはいわずもがなですが(二曲目みたいにシングル向きじゃないけどアルバムの質を高める機能を持った曲もある)とにかく全体のまとまり方が半端ないです。たとえば夫を殺された花嫁の内面を描いたWedding Listの最後でどんどん緊張感が高まり絶頂に達したとこですかさずViolinに突入するとことか。その後静かなピアノ弾き語りのInfant Kissになるんですがまったく違和感がない。これなかなかできることじゃないです。Army Dreamersみたいなトラッドもあったりしてバラエティにとんでいるのに完璧にまとまってる。凄い。最初から最後まで一気に聞くべき作品。
数あるケイトブッシュ作品の中でもこの作品がベスト、理由は自身プロデュースもあるが、打ち込みに頼らずバック演奏の一音一音に説得力がある。それによりケイトの果てしない世界感を際立たせるのに最高の演奏をしている。

「呼吸」を聴いてほしい、詞、演奏アレンジとも最高の作品だ。

それを特にベースライン一発でさらに楽曲を究極まで引き上げていってしまっている。

他にもバブーシュカ等名曲のオンパレード。初めてケイトを聴く方なら打ち込み系の作品より初期からこの作品を聴いたほうが良いでしょう。



 このアルバムの中で、印象的な曲は私にとっては、バブーシュカ、とヴァイオリン、です。特に後者は、彼女以外の誰も思いつかない、歌えない曲でしょう。 1作目の純粋さは消え、どんどん成熟していく、というのか、またはアバンギャルドになっていく次回作の前章とでもいうべきアルバム。彼女の声は限界を求めているかのようです。
1st、2ndよりドラマティックで幻想的なケイトの世界に引き込まれます。イギリスの田園やマザーグースの絵本の風景が浮かんできて1曲目から最後までトータルに聴けます。久しぶりに聴いたのですがケイトブッシュファンがこんなにもいて嬉しい。とにかく”美しい”1枚です。天才ですね。いいね、70年代!
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