Souvlaki |
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曲目リスト
傑作「blue day」の音響感覚をそのままに、さらにメロディの良さを追求したような 素晴らしい内容です。美しいヴォーカル、響き渡るギターの音色、味のあるリズム。 いくら聴いても飽きません。 残念なのは、あまりにもジャケットが地味な為、 ジャケット買いする人はほとんどいないだろうということです。 「blue day」のように、もっと内容を反映したジャケットにしたら もっと売れたのではないかと思います…。 しかし、地味なジャケだなあ。 予めシューゲイザーの知識を有してない人間であれば、これをディスクユニオンでジャケ買いするなんてことはまずないんだろうなあ。 さして目を引くほど有名でもなく、中古店で大分ひどい値段をつけられて、汚いプラケースのまま棚の隅に並べられている。 しかし実は内容は素晴らしい、という作品はたまにあったりするもので、これもそんな埋もれた至宝のうちの一つだと思う。 数あるシューゲイザーの名盤のなかでもとりわけ内省的で、メロウで、美しいアルバムです。 ほぼ同時期にCHAPTERHOUSEのWhiripoolも入手して聴き比べてみたのですが、好みとしてもこっちが上でしたし、 CHAPTERHOUSEが安易に「RIDE系だな」だなと思えるサウンドだったのに対し、これはありそうでなさそうな独自性を得ていると思えます。 多分メロの良さなんでしょうね。徹底的に貫かれた叙情性にゆがんだサウンドがいい塩梅でマッチして、 その上にかぶさるボーカルも優しすぎずくどすぎず、それらの渾然一体となった安らぎの中に浸れます。安らぎのトリップ、といった感じ。 彼らはシューゲブームメントの渦中から少し乗り遅れてしまったということも有って、 有名どころと比べると二番手、三番手というイメージが定着してしまったようですが、そういう点も含めてファンになってしまいました。 近年になってmorr musicからカバーアルバムがリリースされるなど、実は結構「みんな大好き」なバンドだったりするのかもしらん。 ですが、特に7曲目「When the Sun Hits 」が超名曲です!! この曲を聴いた事のないシューゲファンなんてこの世に存在しないと勝手に思ってます。 なんでこの曲だけ試聴できないの? 天にものぼる心地---このアルバムを聴いた感想を述べるのに、これほどふさわしい形容の仕方が他にあるだろうか? 天上の楽園で、翼もつ者たちが、見たこともない楽器を手にし奏でる音楽というのは、おそらくこれだろうと思われる。それは、地上で終りある生を悲しみを抱いて生きる人間たちを、全てを理解しているかのような慈愛で包み込む。 "遅れてきたシューゲイザー"---Slowdiveの、セカンドアルバムにして最高傑作。ツインヴォーカル、ニール・ハーステッド(Neil Halstead/vo,g)とレイチェル・ゴズウェル(Rachel Goswell/vo,g)のふたりの美しいハーモニーと、ニールによる美しいメロディライン、そして荘厳な楽曲アレンジは、Slowdive的美世界とも呼べそうなひとつの美学を提示する。80年代の終わりから、UKロック界に起こったノイズロックの波の絶頂期、My Bloody ValentineやRideが次々とその最高傑作をリリースするのと同時期にデビューし、そしてその波の引き際に熟練期を迎えた彼らの音は、「時代遅れ」との不当な評価を受けることが多い。だが、実のところ、他のシューゲイザー・バンドたちが自ら奏でたノイズに飲み込まれ、自己喪失・崩壊に陥る中、彼らSlowdiveだけが、自らの鳴らす音のイメージ、コンセプトを明確に強く持ち、それをストイックに追求・追究し、その結果ノイズに気に入られ、それを我が物にしえたのである。 この"Souvlaki"で完成された彼らの音空間---全ての音が注意深く奏でられ、緻密に計算され、構成され、夢と見まごうような美しい世界が聴くものの眼前に現出する。全10曲中3曲に、ブライアン・イーノがアレンジで参加しているのも見逃せない。はるかかなた高い虚空から、地上へと舞い落ちる一片の羽---その背後には果て知れぬ奥行きがある。 良いメロディーしかなかったから、突出できなかったと思いたいほどの良いアルバムです。 MBVほどクレイジーにはなれない、rideほど若くはないなどシーンから一つ抜けるほどのものはなかったのですが、良いメロディーをコンスタントに書くことのできるバンドだということを証明したアルバムだと思います。シーンの他のバンドがサウンドへ傾倒していく中、逆に前作を引きずらずにメロディーを聴かせるプロダクションはメローな傑作となっています。 Souvlakiを楽天で検索 |