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曲目リスト
渋谷系全開のオムニバス集ですね。 当時、フリッパーズギターの狂信的なファンだった私は、このアルバムを発売日に即買いし、毎日のように聴いていました。 今振りかえると、一連の渋谷系の人たちの音楽って何だったんでしょうね。 なんだかんだで結局最初から最後までサブカルチャーであり続けて、一般人には理解不能なヨーロッパのフレンチポップス的な空気や雰囲気に盲目的に憧れたりして。 ひねくれ者たちのねじれ曲がった青春というか、ひょっとしたらただの恥ずかしい勘違いの気取り屋というか。 天才、小沢健二がきまぐれで作ったお洒落で、はかなくて、文学的で、知的好奇心をくすぐられる妙な世界に魔法のように魅せられていただけなのかもしれません。 まず、カヒミ・カリイと嶺川貴子という組み合わせも、小猿を巡る因果応報というきがしないでもないが『1999年の夏休み』に注目してみる。 この曲は、ハインリヒ・マンの『ウンラート教授』を原作とした『嘆きの天使』(M・ディートリッヒの銀幕デビュー作)に刺激を受けた萩尾望都が描いた『トーマの心臓』の一部を借用した金子修介監督『1999年の夏休み』にインスパイヤされたモーマスことニコラス・ケリーが尊敬をこめて創った佳曲である。って、なんか浅ーく閉塞してるなぁ。 いまここで、なんかやな感じがした方には無縁な世界(とってもチッチャい)のエッセンスを詰め込んで凝縮してないコンピがこれ。先行していたエルやクリエーションにも共通していた、一見(聴)明るそうな曲でさえ、そのまま受け取れないねじれた感覚が共有できる人ためだけの音楽といえる。 元来「渋谷系」とはそんなスモールサークルに対する蔑称であり、マス化した後の喧騒の底なしバカ明るさは当てはまらないということを確認できるいい歴史的資料としての価値も高い! ソロデビュー前のカヒミ・カリイと嶺川貴子がユニット[FANCY FACE GROOVY NAME]で【恋はイエ・イエ】を唄っていてカヒミファンにはすごく貴重な音源です。その他、フリッパーズギター、ブリッジ、モーマスの作品等もあり一聴の価値有り!です。。 元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾と小沢健二によってプロデュースされた。イギリスはエドウィン・コリンズなど、フランスはルイ・フィリップなど、日本人はブリッジなど、ちょっぴりおしゃれで風変わりなアーティストたちを集めた夢のコンピレーション。 カラフルでエキサイティング、しかも世界的な、陽気で個性あふれるポップス集だ。特に<2>はフリッパーズ・ギターの幻の名曲で、ファンならずとも一聴の価値あり! 最高にスノッブな歌詞にグッとくる。(柊 ゆう) FAB GEARを楽天で検索 |