リンゴ |
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リンゴ・スターソロ3作目(最初の2作は趣味的なもの)で,非常に売れたアルバムです(全米1位・全英7位)。アルバムからのシングルカットで2曲「PHOTOGRAPH」(リンゴとジョージの共作)「YOU'RE SIXTEEN」(カバー曲)が全米NO.1に輝いています。このアルバム,ビートルズ解散後に他の3人が楽曲を提供したり演奏に参加したりして(4人で演奏している曲はない)話題になりました。悪く取る人は「リンゴ一人の力じゃ〜こんなにヒットしなかったし,他の3人の協力があったからいいアルバムになったんだ」とけなす人もいます。しかしヒット曲だけでなく,よい曲が収録されていますしリンゴも作詞作曲面・ドラムでがんばっています(ビートルズ時代は2曲しか書いていないのに)。発売当初のLPはベーシストのクラウス・ブーアマン(リボリバーのジャケットを書いたことで有名)作のジャッケトの絵から参加ミュージシャンを見つけるのが楽しみでした。各曲の参加ミュージシャンのクレジットを見るのも面白いですよ。CDの小さな絵から見つけることは至難の技です。CD化されたときにリンゴのシングルとしては初のヒットとなった「IT DON'T COME EASY」(全米4位,全英1位 しかもリンゴ一人で作詞作曲!)などがボーナストラックとして追加されています(オリジナル版への挿入の仕方に疑問を感じますが)。このアルバムはリンゴの最高傑作と位置付けられています。しかしセールス面を度外視すればリンゴは最近発表の「RINGO RAMA」など傑作をいくつも発表しています(ちなみに私はリンゴのアルバムはまず全部持っています)。このアルバム「RINGO」は70年代ロック・ポップスアルバムの名盤として聞いてみる価値のある1枚だと思います。ぜひリマスター版(紙ジャケット仕様がいいな〜)にしてほしい1枚です。ビートルズというグループは解散してから,4人全員がNO.1ヒット曲を生み出しているという点がすごいと思います。4人の才能はすごい! 自らのビートルズとしてのキャリアをパロディーとしてではなく、解散後いち早く認めて世の中にこのアルバムを出したリンゴの功績は実に大きいと思います。 ビートルズのメンバーそれぞれが試行錯誤してソロ活動をし、楽曲を送り出していた1970年代初頭において、リンゴとて例外ではありませんでした。 ファースト・ソロ・アルバム『スタンダード・コレクション』は発表当時は“リンゴの贅沢な冗談”とまで評され、セカンドである『セカンド・アルバム』にしても自身が認めるカントリー・マニアとしての楽曲中心のアルバムでありました。(決してどちらもアルバムも悪い内容ではありません) そんな迷走(?)を経たうえでリリースされたこの『RINGO』は、他のメンバーの誰よりも早く過去のしがらみを吹っ切る事が出来たリンゴ・スターだからこそ出せたアルバムであったのではないかと思います。 彼が本当の意味でビートルズをパロディとして捉え、世の中に楽曲を発表したのは1998年にリリースした『バーチカル・マン』の中に収録されている「Love Me Do」(言わずと知れたビートルズのデビュー曲。録音時にリンゴのドラミングでは“まかりならん”と代役をたてられたいる。)を自らのヴォーカルで世の中に出したときではないでしょうか? リンゴの一流のセンスが全編に光る最高の楽曲が詰まった歴史的なアルバムであります。 どうしてもこのアルバムは、発売当初から評判にだった「元ビートルズの3人が集結!再結成?」の印象が強過ぎる。なんせ1曲目のレノン作『アイム・ザ・グレーテスト』なんざぁ~、ピアノにボスのジョン・レノン、ギターはジョージ、そして何とマズイ事に(別にマズくは無いか)ベースにクラウス・ヴァーマン!一体この4人でこの後どうするつもりだったのか?こんなメンツで録音しておいてよくも、ロスで休暇中のポールを引きずりだしてこれたものだ、と感心させられた。R・ペリーってプロデューサーはツワモノ?なのかも知れない。そして肝心の内容だが、いろんな人の曲を寄せ集めた(失礼!)割には全編キッチリまとまっており、ともすると「コンセプト・アルバム」なのか?と思わせる。例の『アイム・ザ・グレーテスト』に始り、全米ナンバーワンヒットの『ユア・シックスティーン』をはじめ『想い出のフォトグラフ』そして『オー・マイ・マイ』のシングル3曲や、「コレってウイングス?」と思わせるポールの『シックス・オ・クロック』があり、ラストの『ユー・アンド・ミー(ベーブ)』ではリンゴがカーテンコールよろしく「3人」の名を読み上げる憎いばかりの演出まで!オマケに『SGTペパー』ばりのジャケといい、エンターティナーだよリンゴは、これだけ楽しませてくれるのだから。もう買うしか道は無い! 追記:アナログ盤にはオマケで例のクラウス・ヴァーマンがリンゴのイメージ?を描いたリトグラフとリンゴのこのアルバム発売までのバイオグラフィーが付属していた。もし、この『リンゴ』がリマスターなりリミックスされる際はこちらも復活させて欲しいし、ボーナス・トラック3曲は削除願いたい。「最高傑作」に余分な曲は不用ではなかろうか? 僕がビートルズで、プレイヤーとして一番好きなのがリンゴです。テクニシャンではないが、あの独特の音、雰囲気とノリ、フィルが大好き。で、これはジョージ、ジョン、ポールが手伝った彼のソロアルバム。LPでは入っていなかった「明日への願い」が入っているのも嬉しい。そして、ほのぼのとしたヴォーカルとドラムに、とても満足しています。ビートルズの3人以外にも、リンゴの人柄からか、豪華なゲストがいっぱいで、それもまた楽しい。特に好きなのが、「想い出のフォトグラフ」、「シックス オクロック」、「明日への願い」です。地味な方かもしれないけど、リンゴならでは、という味わいに満ちたアルバムだと思います。 アルバム「リンゴ」は元ビートルズ・メンバーの協力を得たことも手伝って、サージェント・ペパーズからビリー・シアーズことリンゴ・スターが飛び出てきたかのような印象を受ける楽しい一枚だ。#1「アイム・ザ・グレーテスト」は曲後半の叫ぶリンゴと異様な盛り上がりが劇画チックでいいし、#3「想い出のフォトグラフ」、#6「ユア・シックスティーン」や#9「シックス・オクロック」は歌い手リンゴの柔和な人間性がにじみでていてこれもまたいい。と思えばカントリー風の#5「サンシャイン・ライフ・フォー・ミー」、ブギ・ウギ調の#7「オー・マイ・マイ」ありと、まさに芸達者なビリー・シアーズのワンマン・ショーを見るようで飽きることがない。ショーっぽいといえば、アルバム・ラスト「ユー・アンド・ミー」で、音楽をバックに感謝の辞と「あなたの友人、リンゴ・スター」の台詞を決めるところに至っては絶妙といえよう。リンゴ・スターは技巧的な歌い手ではないが、聴き手を楽しませることこそが自分の持ち味であることを実によく承知した歌い手、愛すべきビートルズのひとりであることが分かる一枚だ。 リンゴを楽天で検索 |