狂い咲き |
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曲目リスト
レコードの音がひどくなり、CDを手に入れました。岡林さんの歌を始めて聞いたときの衝撃を思い出します。時代を感じさせますが、今の時代にも通用する歌も多いと思います。 やはり名曲『ヘライデ』がないのは残念! 「これまでに作った曲を順番にうたっていきます」と言って始まる、岡林信康が最も人気があった時代のライブ盤で、とても貴重な音源だと思う。安保闘争がなし崩し的に終息したあとの時代の空漠感が漂っているように思う。吉田拓郎以前の音楽的状況というものが感じられる。 というようなこととは別に、アナログ時代に収められていた「ヘライデ」がカットされていることに驚く。皇室のパロディが当時は許されたのに今は許されないのか。時代が変わったので、理解できない人も多く、だから外したのか。そうではないだろう。時代を記録するのがレコードやCDであるにもかかわらず、誰かが何かにおそれをなしているのだろう。そういうおそれは、ぼくたちをまた暗い時代に引き戻したりしないだろうか。 「ヘライデ」がなくともすばらしいアルバムに違いないが、やはり「ヘライデ」がないことにこだわってしまう。そんなぼくはおかしいだろうか。「ヘライデ」が葬り去られる社会は間違っていると思うぼくがおかしいのだろうか。 小学生の頃、姉の影響で『チューリップのアップリケ』や『山谷ブルース』を耳にしましたが、当時の私は良く分かって無いながらも、インパクトのある歌詞と綺麗なアコギのメロディーが心に浸みて 当時聞いたLPから 人が生きていくことを考える一枚になりました。 時がたっても色褪せることなく、このCDは岡林エキスたっぷりで、ラストの『最後の私たちの望むものは』で観客と一体になり、希望が湧き明日への活力を担う事の出来るCDです。 今手に入るCDの中では、「チューリップのアップリケ」「手紙」が聞けるものを選ぶとしたらこれになるのかなと思います。この2曲を聴いたときの衝撃はなかなかのものでした。多感な時期に聞いたので。結構ボブ・ディランとオーバーラップするような音楽遍歴ですが、初期のこの辺と「私を断罪せよ」までを今でも聞きます。あとは申し訳ないですが出たら1回は聞いていますが繰り返しは聞いていない(残念ながら私には分からない。イギリスでロバート・フリップに言われた一言で物まねでない日本のロックの必要性を感じた云々の記事を読んだ記憶がありますが、少なくともいまやられているエンヤトットのリズムは私には合わないです)。ディランのほうがロックぽい時代が長かったように思いますが、岡林さんは急速に失速して行ったような気がしてなりません(私にとってはですよ)。ただ、この時期のものは今でも色褪せておりません。今でも感じるところがあります。でも若いときにこういう路線でスタートしたらアーティストとして生き長らえるのは難しいですよね。ボブ・ディランの最近のCDも難しいですもん。ただ、岡林さんが進化して、私が老化しているだけかも知れませんが、音楽は頭で聞けませんしね。長く生きていると(聞いていると)ジレンマが生じてきます。 所謂「全共闘時代」の終焉を歌うアルバム。その時代時代の音楽しか耳にしようとしない、何も知らない若者達にこそ聴いてもらいたい、と、個人的には思いますが・・・。しかし、これらを聴いて感化されていたであろう当時の若者達はどうしちゃったの?という感じですが・・・。まさか、大企業に席を置き、己の保身を図っておきながら「今時の若い者は・・・」等と、のたまってはおられないのでしょうねえ・・・。 ‘71年にリリースされた『岡林信康自作自演コンサート 狂い咲き』は、「くそくらえ節」から、アルバム『俺らいちぬけた』までの4年間に作った自作曲32曲を、作った順に歌おうという主旨の下に行なわれた野音ライヴの実況録音盤だ。バックの演奏陣は、柳田ヒロ、戸叶京助、高中正義というメンツで、ラフな演奏と岡林の歌との微妙なすれ違い具合に、思わず時代を感じ取ってしまう。 なかでも、アンコールの最後に観客との大合唱で歌われる名曲「私たちの望むものは」がとにかく圧巻だ。70年代初頭という時代のリアルなドキュメントを垣間見たようで、リアルタイムにこの時代を経験していない自分のような世代の人間でも、妙にドキドキさせられる瞬間である。(木村ユタカ) 狂い咲きを楽天で検索 |