熱い胸さわぎ |
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曲目リスト
このアルバムがデビュー作にして最高傑作と言う人もいるくらいの、エネルギーに満ちた名盤。演奏を通して、サザンのメンバーひとりひとりが本当に楽しんでいるのが分かる。 とくに「勝手にシンドバッド」などは今聞いても全く古臭さが無い。 近年、サザンと桑田ソロの違いがなくなりつつあると言われるが、この「熱い胸さわぎ」を聴けば、「やっぱりサザンあっての桑田さんだ!」と納得できるはずだ。 後に「サザンオールスターズ」というアーティスト名を冠した「ザ・ビートルズ」を意識したアルバムが発売されたが、このアルバムこそサザンオールスターズという名のアルバムにふさわしいと思う。演奏こそまだ桑田氏のボーカルについていけない感があるが、アルバム収録曲はバラエティに富んでいて、丸ごとサザンオールスターズである。また今聴いてみても熱い胸さわぎがする。桑田氏のボーカルがどのアルバムよりも深く心に染み入るのは自分だけではない筈である。 コンスタントに佳曲を作りつづける天才桑田圭祐のエッセンスが生々しく刻まれた、1stアルバム。全曲のソングライティングが超ド級に濃く、素晴らしい。 恋の始まりと終わりの心象とシーンを鮮やかに切り取った詞に、天然独特の譜割のヴォーカルで絡むメロディー。 ウェストコーストのアメリカンロックが薄く下敷きにある、以外に手堅いバンドサウンド。 「瞳の中にレインボウ」の「心残りはあたしゃピアニッシモ」って何のことかわかりませんが、聴けば何故かわかる。素晴らしすぎる。 キングオブバンド・サザンのデビューアルバム。 まだ海のものとも山のものともつかない、異端児ぶりと、ジャケットのダサさと、荒削りながら最高にエモーショナルな楽曲と、若気の至り的勢いがサイコーで、個人的には一番好きなアルバム。まさに、当って砕けろ。 勝手にシンドバットを聴くといつだったか桑田氏がトーク番組で話していた逸話を思い出す。日本語の権威として国語辞書なんかでも有名な金田一氏直々に、“胸騒ぎの腰つき”は日本語としておかしいから“胸騒ぎ残しつつ”とかにしなさいと言われたとか。 まだ、歌詞は綺麗な日本語、整然とした文章構成が当たり前だった時代に、女呼んでブギ。今や国民的メジャーバンドとなったサザンが、オルタナティブな存在にすらなれていない頃の作品。ここから時代が始まりました。必聴です。 1978年当時に「ラララ~ララララララ~」から始まる「あの曲」が与え た衝撃は、どの程度のものだろうか?ひょっとしたら、日本音楽史上最 大の衝撃だったかもしれませんね。 当時私はまだ大きなランドセル背負った小1なので、当然明確な記憶はあ りませんが、江口寿史の名作漫画「すすめパイレーツ」では、粳寅満次 郎(登場人物)が「勝手にシンドバットを噛まずに歌えた」というような シーンがあった。江口の後の作品にもいろいろな曲が登場しているが、 江口もサザンの登場から、かなりのインプレッションを得たのであろう。 シングル曲はその一曲だけだが、今でも通用するアルバムに仕上がって いる。そして、ジャケットに注目!若いねぇ(特に原坊)←失礼か? 四半世紀が過ぎてもまだ日本のトップに君臨できるバンドになるとは、 当時の人々、そして本人達が想像できたのだろうか? 記念すべき、そして、衝撃的なデビュー作。 新たなる湘南サウンドの啓示、デビュー・シングル<1>をオープニング・チューンに冠した、1978年8月リリースの1st作品である。若さゆえのハングリーさもみずみずしく、ジャズやボサノヴァ、ラテン、レゲエと、欲するままの、さまざまな音楽的アプローチによるロックを展開。統一性のなさや演奏面などのテクニックを指摘する輩も多く、賛否両論の物議を醸したものであるが、この理屈抜きの粋の良さは感じてこそのものだと思うが。とにかく、はじけてます。(春野丸緒) 熱い胸さわぎを楽天で検索 |