遠すぎた橋【字幕版】

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売れ筋ランキング遠すぎた橋【字幕版】  
遠すぎた橋【字幕版】

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価格:¥ 1,000(税込)
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント VHS2000-08-23
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1944年の9月中旬に行われた、ヨーロッパ西部戦線での戦いを描いた、大作映画。
西側連合軍がフランス・ベルギーでの快進撃の余勢を駆って行おうとした、マーケット=ガーデン作戦という作戦の内幕と戦闘を描いている。

予備知識のない方は、原作本であるハヤカワ文庫の『遥かなる橋』(コーネリアス・ライアン著)を読まれてから、観た方がよろしかろうと思う。

オールスターキャストの大作映画であり、『史上最大の作戦』がそうであったように、全体の流れが著しく把握しにくいのだ。一方で、史的事実の知識がある人には、映画独自のフィクションで作られている登場人物もいるので、その辺りは織り込んで観るのが吉。

戦闘シーンはまずまずの出来だろうが、近年の戦争映画のような迫力には欠ける。

映画のデキとしては、今ひとつなのだ。

だが、原作では判りにくかった側面が、映画にしてもらえると、かなりすんなりと頭に入ってくる。

現実のマーケット=ガーデン作戦は、作戦の総指揮を取ったバーナード・モントゴメリー将軍および司令部全体にはびこる敵情に対する楽観主義から大失敗に終わる。

楽観的な作戦計画のおかげで、各所で孤立しながらも奮闘する空挺部隊。空挺部隊を救出し、ライン川を渡河すべく進撃する地上部隊には、非常にタイトな計画が課せられていたために、作戦のスケジュールは着々と遅れを来たしていく。このあたりのじれったさが、原作本以上に的確に伝わってくるのである。

ともあれ、戦争の悲劇性に浸る映画ではない。かと言って、娯楽性のある戦争アクションでもない。

オールスターキャストで断片的ではあるものの随所に配された俳優の演技を楽しみ、かつ、戦争を遂行する大組織の組織内部の矛盾を感じる映画と言っていいだろうか。

そう割り切って覚悟を決めるならば、それほど損したという気にはならない。

しかし、予備知識なく、これを観ると大変に評価は辛くならざるを得なくなるだろう。
そういう映画だ。


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