Metabolism |
|
売れ筋ランキング > Metabolism
曲目リスト
音楽のボーダーレス、それがSing Like Talkingが捉えるAORのスタンス。自由でどんなかたちにも変化し融合するから、ファンクやジャズ、ハードロック、プログレなどSLTのシティポップには様々な側面がみれます。しかし彼らが鳴らすAORの魅力は、そうした幅広さという横への拡がりのみでなく、縦への深化でこそです。構成する音楽要素一つ一つを発展させ、全体を更にどすんと深めた作品を作ってきたり、それをふまえ全く新しいSLT音楽として次元の跳躍をしてみせたりします。その後者こそ今作でした。 前半を聴くと歪んだギターや重厚なサウンドで構成されるロックですが、しかし決してハードロックを深化させたわけじゃなく、その要素を活かしながらもそれ以前のAORセンス、SLTの音楽的インテリジェンスをぶつけ合い、新しいSLTのパワフルさとサイケデリックさを鳴らしてみせているのです。ドラムもそれまでの沼沢尚から佐藤強一に変え、今までの延長線上の変革ではなく、今迄鳴らせなかった新しい表情を試みています。そこに今作タイトル『代謝』とは挑戦であり、内側からの変革なんだというメッセージが伝わるようでした。 印象的だったのは、やはり2の知的にハードなロックの混沌。また旋律を奏でずリズムに呟きを乗せる箇所をみせる3「Jack Lemmon」のメリハリや、歌詞の入らない空白の小節をつくることで主題の気だるさを物語る4「Paradise」の聞かせ方も魅力的。更に9「Hyper Overdrive‾不完全な個体‾」の無機質なサビ音型も癖になります。 一方、情景描写だけの詞に拘ったという15「回想の詩」やエスニックな音も入る11「幻月‾A Tragedian‾」など、後半はPOPSとしての柔軟さをちゃんと残しているあたりさすがSLTだと思います。12「What’s Dying Away」の転調のダイナミックさもSLT音楽らしい魅力ですね。 この作品すっげえです!この作品迄のSLTって大人な素敵な物であったが、見事に変わり果てました。その大きな起因にメンバー三人による作曲が表れていることでしょうか。作詞に関しては大半藤田さんがやってますが、曲は三者三用です。中でも西村さんの曲には才能の片鱗を見せてくれます。今や柴淳、TOKIOなどをプロデュースする彼の才能が表れてるようです。 しかし圧巻なのは竹善さんのVOCALデスネ。Liveでは新旧の曲が披露されましたが、見事にアレンジされ激しい中にも以前のアルバムの曲も歌い切る姿に完全にノックアウトされました。 竹善さんはハイトーンボイスだけじゃありません。太い低い声も逸品です。 とにかくかっこいい! 聴きなれないときは、ノイジーな部分を聴き飛ばしたりもしましたが(実は)、それも含めてSLTの新境地だったのですね。 ライブで見たかっこいい映像と歌声が目と耳にやきついて消えません。 特に4曲目「Paradise」はしびれました! もちろん6曲目「魔力」もいいし、10曲目「悲しきHummingbird」もいいです。竹善さんの低音が脳内をむずむずと駆け回る感じ。 15曲目「回想の詩」は、いろんなものを経て大人になるのもいいもんだなと感じさせてくれますね。 曲数が多いのもお得な感じがします。 SLTの今までの作品も少しずつ変化しているので、どんな気分のときもそのときの気分にぴったりはまって聞きたい一枚があるというのが嬉しい限りです。 とにかく、「魔力」。 この曲はすべての音楽ファンに勧めたい。 最近あんまり心に「ググッ」とくる曲なかったんですが、この曲には久々きました(>_<") このアルバムをひっさげたツアーも観に行ったし、思い出です。 ハードな面とポップな面があわさって、どれも佳曲そろい。 一生自分のなかで残るでしょう。 今までの彼らのどこか素朴でナチュラルなかっこよさとはまた違い ロック色がかなり強い作品で ちょっとびっくり。 でもかなりかっこよくて潔くていいアルバムです。新鮮! 長いこと音楽を作ってきたSLTですが 常に挑戦し続けながらも 彼ららしさを失わないサウンドをきかせてくれます。 このアルバムはなかでもかなり挑戦的というか意欲作だと思いますが 中には“ちょっと違う”と感じる方もいるかもしれません。 私も初めそんな気もしましたが 聴いているうちに “うん、こんな感じもアリ!”と思いけっこう好きになりました。 洋楽ロック系が好きな方にもお勧めなサウンドだと感じます。 Metabolismを楽天で検索 |