INTERACTIVE LIVE SHOW 2000 賢者のプロペラ version1.4 [DVD] |
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曲目リスト
P-MODELの平沢進の、ソロとしてのライブを収めたもの。 彼のライブは「インタラクティブライブショー」と題されており、観客と平沢進の間に双方向的なやりとりが行われるように作られている。 例えば、今回のライブ「賢者のプロペラ」では、ステージにいる平沢進と大勢の観客の間には巨大な透明スクリーンが設置されており、ライブの進行にあわせてそのスクリーンにロールプレイングゲームのような物語が表示されてゆく。観客はテキストで表示された複数の選択肢から一つの選択肢を選んだりする。その一方で、インターネットからライブに参加している観客達がパソコンを用いて作業を行い、その進行状況が会場に中継される。会場の観客、在宅の観客、そして平沢進がパーティーを組んで目的を達成していくというシステムになっている。 当然、文章を表示させていきながらライブが展開するので待ち時間が長い。観客は皆、平沢進の熱心な弟子なので期が熟すのをジッと待ち、小さなクエストを達成する度にご褒美である平沢の一曲が与えられる。これを繰り返し、最終目的を達成して、ハッピーエンドという感じ。実際には途中にいくつもの選択肢があるので上手く最終目的を達成できないライブもあるが、収録されているのは達成できている。 終始異様な雰囲気に包まれた会場で、自分で作り上げた儀式を淡々とこなしていく平沢進を見れば、いかにこの人が自分のキャラクター、ファンとの関係を理解しているかが解るだろう。インタラクティブとは名ばかりで、彼は与え続けているのだ。僕は平沢進が大好きなのだが、そうでない人にとっては、なぜファンが信仰とも言えるくらい彼を讃えるのかは理解不能なはず。しかし、導入からアンコールまで、緻密にファンの平沢信仰を理解した構成になっている本作を観ればなんとなくそれも理解できるのでは? インタラクティブ・ライブとはどのようなものか、知らない人にもよくわかるように編集されています。簡単に言えば(平沢さんごめん)参加者の反応によってライブの進行が変わっていくわけです。(本人が解説しているので、それを見てね)このDVDには、実際のライブでは選ばれなかった選択肢(客の反応によっては演奏されたかもしれない曲)もすべておさめられており、新しいライブの方法論の提示、あるいは試行錯誤の資料的価値としても、存在意義はたかいです。 ただ、不満もあります。私はCDも買ったのでいいですが、歌詞カードがないので、歌詞は歌ってるのを聞き取るしかありません。 ただ平沢氏、P-Modelで歌われる歌詞がどのようなものか、よく知ってる人はわかると思いますが、独特の世界観をもって!おり、歌詞を聴き取り、想像でおぎなう、なんてことはまず無理です。単語の、意味と同じくらいの重さでイメージと音をとらえていますので。 最後にもうひとつ。氏の先進的試みはすばらしいし、100%応援しますが、でも、「体をうねらせてギター弾いてる映像」がいちばんかっこいい!これは「解説」がいらない。ガンガンの(普通の)ライブもやってほしい!普通にやっても最高なんだから。 最も革新的なミュージシャンこと、平沢進氏のインタラクティブ・ライブが体験出来る有難いDVDです。 ミュージシャンは勿論の事、全アーティストが見るべきだと思います。日本人でこれほど力強く、表現力豊な方を私は知りませんでした。 INTERACTIVE LIVE SHOW 2000 賢者のプロペラ version1.4 [DVD]を楽天で検索 |