ブラス!

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売れ筋ランキングブラス!  
ブラス!

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価格:¥ 2,691(税込)
アミューズ・ビデオ DVD2007-05-25
売れ筋ランキング:10630
フル・モンティ (ベストヒット・セレクション)
リトル・ヴォイス
ユアン・マグレガー―イギリスが生んだ若き天才児
悪魔のくちづけ
リトル・ダンサー コレクターズ・エディション

サッチャー政権下のエネルギー転換政策のもとで膨大なイギリスの炭鉱労働者が路頭に迷うことになった。閉坑反対のたたかいの中で或る炭坑で労働者の作るブラスバンドが様々な困難を抱えながらついに全国優勝するまでの物語。監督マーク・ハーマンの労働者への暖かいまなざしが観るものの心を熱くする。映画の中で彼らが演奏する2曲「ダニーボーイ」「威風堂々」が良かった。特にラストで演奏される「威風堂々」は炭坑労働者の誇りを歌い上げるかのようで胸に迫った。炭坑ものは他に「リトルダンサー」「フルモンティ」などあり、いづれも良かったが、やはり「ブラス!」が最高。
イギリス留学した際に劇中に出てくるようなレンガつくりの団地(?)
住まいの家庭にホームステイしていました。
その頃の経験を踏まえて改めて見てみるとイギリスの労働者階級の
生活がリアルに描かれていると思いました。

80年代?が設定ですが今なおもこの階級の人々の間に漂う空気がよく出ています。
希望格差社会の日本ではみんなが貪欲に「上」を目指して、結局満たされない気持ちを
抱えていますが、英国労働者階級はかつての封建社会を引きずっているのか、
自分たちの生活レベルを半ば諦めて享受しているというか・・・
日本人より謙虚な生き方をしています。あれ?謙虚さは日本人の美徳でしたっけ(^^;

そんな切なくて卑屈で、でも仲間たちとの楽しい時間に救われている、
そんな彼らのサクセスストーリーに元気をもらえます。
イギリスのかつての深刻な産業事情をあつかった映画には、本当に素晴らしいものが多い。
深刻な大事を見事なヒューマンドラマに描くだけではなく、音楽やダンスなどをうまく横軸にして
エンターテインメントとしても一級の佳作なものが少なくない。
その中でも本作は、炭坑閉鎖を扱った、本来重く暗いモノにならざるを得ないのに、それをまさに
堂々とした作品に仕上げている。
炭坑閉鎖もので多少なりとも音楽に関係するのが、我が国の最近作「フラガール」がある(こちらは
音楽と言うよりダンスだけど)が、人間も深堀り、音楽そのもの、そしてメッセージ性の点から格段
の違いがあると言えるだろう(但し、「フラガール」はその後の事実が、根っからの明るさを放って
楽しいけれど)。

音楽映画としても必見ではあるけど、メッセージ性に注目したい。
有名な最後の威風堂々で終わるシーンの前に、コンクールでの優勝スピーチをピート・ポスルスウェ
イトがする。この演説の素晴らしさをとにかくみて、聞いて頂きたい。
映画の中の演説の素晴らしさと言う意味では、セント・オブ・ウーマンの最後に、アル・パチーノが
行うものが最高だと思っていたけど、この映画の最後に見られるポスルスウェイトのスピーチは、だ
れもの心を打つ素晴らしいものです。
すばらしい音楽と心を打つストーリを楽しみながら、最後にこのスピーチと威風堂々で締めくくる本
作品を見終わったあとには、しばらく席を立つことが出来ないくらいの思いに浸ることが出来ると思
います。
公開当時、劇場で観て感動したのは覚えています。が、久しぶりに観て改めて感動してしまいました。最後の「威風堂々」で大成功!感動…っていう印象が大でしたが、フィルの生き様というか「彼中心と周りの関係」が印象大でした。
もちろん演奏もかっこいいですが(細かいことはわかりませんが)演奏はあくまでも演出に過ぎず、とても大事なことを教えてくれる数少ない良質な映画だと思います。
この映画を単なる映画としか観ていないのだろうか。
様々な意見が飛び交う中時代背景をしっかりと組み込
み、それを知識の前提として観ている人は何人いるだ
ろうか。少ない。もっと多くてもいいはずなのに。比
較的にこの映画はサッチャー政権を批判するというテ
ーマを見出しやすい。ぜひ、時代背景を抑えてこの映
画をヒューマンドラマと痛烈な社会批判の二側面から
観てもらいたい。

もう一つ。劇中に演奏される曲の意味を見終わったあ
とでもいいから調べてもらいたい。ひとつひとつの曲
に意味がある事がわかるだろう。

時代背景を抑えた貴方がこの映画を観たとき、
クライマックスは胸の痛みを抑えきれないほど苦しくなるだろう。
   炭鉱閉鎖に動揺を隠せない人々。みな生きる希望を失いかけていたが、彼らの心を1つにするものが、炭鉱夫の仲間たちで結成されたブラスバンド、「グリムリー・コリアリー・バンド」。カンパするお金もないから、バンドをやめると心に固く決めた男ふたり。しかし、女性が新しく入ったことで、その決意をいとも簡単にくつがえしてしまう男たち。
   さまざまな生活模様のなかで、彼らの心の底を支えているのは常に音楽だ。どんなに辛い人生も、音楽によって人々の心が1つに団結していく。その姿がバンドの音色とともに心に響いてくる。新しい楽器が買えずに苦しみ、家族にも逃げられて、希望とやる気を失い大切な楽器をビリヤードの賭けにしてしまう男。登場する男たちは実に個性豊かで、愛すべき人間味にあふれている。(近藤鈴佳)
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