死体解剖医ヤーノシュ~エデンへの道~ [DVD] |
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今まで見た映画の中で一番衝撃的でした。人間がただの肉の塊のようにどんどん解体されていく。所詮人間は魂がぬけてしまうとちっぽけな存在なんだなぁ。こういったものは見慣れていないのでショッキングすぎたせいかマジで自分の存在について色々考えちゃいました。 それがどこの誰かわからないと「死体」。誰かわかれば「遺体」ということでしょう。 ヤノーシュは「遺体」と関わっていたのであり、その作業は「マグロ解体ショー」の ような「ANATOMY FOR BEGUINERS」とはまったく違う。「ANA」が悪いわけではないのだが ヤノーシュの行為を見ていると、尊厳というものが常に感じられ、身の引き締まる思いだった。 BGMなど映像効果は必要最小限に、ただ淡々といち解剖学者ヤーノシュの生活を 追ったドキュメンタリーである。セリフもほとんどなく、日々死体に向き合う彼の 生と死の倫理感が語られ、見ている者に人の死がもつ尊厳について考えさせる。 私自身、医学部の実習で人体の系統解剖を行った経験があるが、学生実習では 観察に手いっぱいで、そこまで考えられなかった。けれどそこには、常に厳粛な空気が 漂っていた。この映画は、その死体解剖現場の厳粛さを確実に伝えている。 エグイ映画かと思って覚悟して観ましたが、これを観て生と死について深く考えさせられました。これほど死と真正面から向き合った映画は今まで観たことがない。タイトルからして解剖シーンだけに興味が行きがちですが、遺体の爪を切ったり髪を洗ったり身なりを整えてる医師の姿に究極の愛情を見た気がします。ホラーじゃないです、立派なドキュメンタリー作品です。 実際の解剖現場には勝りませんが、手軽に見られるので繰り返し見ています。 (大学で医学を勉強しています。) 加えて、ドキュメンタリーということで 映像だけでなく、彼という人物とも出会い垣間見ることができ、 よい経験と言えるでしょう。 死体解剖医ヤーノシュ~エデンへの道~ [DVD]を楽天で検索 |