モーツァルト:ミサ曲

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モーツァルト:ミサ曲

モーツァルト:ミサ曲


価格:¥ 1,200(税込)
ユニバーサル ミュージック クラシック CD2002-04-24
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曲目リスト
  1. 大ミサ曲ハ短調K.427(417a)
  2. モテット「エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ,喜べ,幸いなる魂よ)」K.165(158a)
  3. 「ヴェスペレ」ハ長調K.339~ラウダーテ・ドミヌム(主をたたえよ)

キリエのソプラノ独唱の輝かしさが無類。「キリスト」と歌われる天上にも届こうかというシュターダーの素晴らしさは諸盤を大きく凌ぐ。この「キリスト」が活きていないとこの曲はだめになる。
その呼吸の深さ、高貴さ。絶対的なものを求めてやまない真に音楽的な演奏である。指揮者フリッチャイもスケールの大きなシリアスな音楽を作り上げている。流行とはいえないが、一つの大きな指標となる名演だ。モーツアルト・イヤーを超えて残したい。
 マリア・シュターダーはカール・リヒター指揮によるバッハ宗教曲の常連であるが、このCDはフェレンツ・フリッチャイ指揮の下に歌った彼女の最高の歌唱を収録したものと断言する。モーツァルト作宗教曲の最高傑作である大ミサ曲の演奏は、録音こそ古いがこの曲のベストといえようし、最近ほとんど聞かれない聖ヘドヴィヒ大聖堂聖楽隊の合唱を聞ける貴重な演奏でもある。
 加えて小生の推薦は隠れた名曲「ラウダーテ・ドミヌム」である。シュターダーの歌唱は技術的には音程が不安定であるが、この曲に限らず彼女の歌唱はいずれも崇高な敬虔さに満ちている。このような気品のある感情表現をできる歌手が今は少なくなっただけに大切にしたいアルバムである。
 モーツァルト愛好家なら絶対に備えたい1枚である。
ディアナ・ダービン主演の映画《オーケストラの少女》をご覧になって、あの《アレルヤ》をお聴きになりたくなった方にはおすすめ。マリア・シュターダーの声は昨今のソプラノ歌手と違って明るい。こういう歌手が少なくなった。

「ミサ曲ハ短調 K.427」は、1959年9,10月録音。「エクスルターテ・ユビラーテ K.165」及び「ラウダーテ・ドミヌム K.339」は1960年6月録音。いずれもステレオ録音。
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