マルホランド・ドライブ [DVD] |
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およそ120件!大変な数のレビューです。それだけ"語りたくなってしまう映画"なんですよね。皆さんの感想を拝見すると実に様々な解釈が成り立つことが分かります。さらにまた解釈を試みること自体ナンセンスとする意見まである。しかもそのどれを読んでもナルホドと思えてしまうんだから驚きです。深読みすればするほど奥行きを増して行く一方で、頭カラッポにしても楽しめてしまう映画なんてそうザラにはないでしょう。 さて、幸か不幸か(おそらく後者)私は詳細な解説をうっかりと事前に読んでしまったせいで、あまり迷わずスンナリと飲み込めてしまったのですが、いくつかの謎は未だ残されたままだし、私が道しるべとした読み方とは全く違った解釈も成り立っちゃうわけで、まだまだ翻弄される余地は残されているのかもしれないと思うとワクワクしてきますw。 それにしてもリンチの描く"夢"のなんと魅力的なことでしょう!チンプンカンプンなくせに妙な説得力をもった夢独特の面白さを人に伝えようとしたとたん急につまらなくなってしまう、そんなもどかしい体験をしたことがある人は多いんじゃないかと思いますが、リンチほど映画の中で、それを巧みにやってのける人はいないですね。とくに本作はズバ抜けて巧妙です。それと直截的なコワイ描写がほとんどないにもかかわらず、ドキドキさせられ続ける張り詰めた不穏なムードもリンチならではで素晴らしいです。約150分という長尺にもかかわらず何度でも観たくなってしまう映画ですね。 リンチの映画、です。 ツイン・ピークスを彷彿とさせます。 しかしこれは映画。まさにハリウッドを描いた映画。 リンチの力はもちろんですが、ナオミ・ワッツ、ハリウッド女優の底力を感じられます。 映画のストーリーの理解は、1回見ただけではたぶん無理。 わたしは、ネット上の個人HPの解説を読んでようやく理解できました。 なんとなく理解できると、ますますリンチってすごい頭だと思います。 万人向きではないですね、いつものリンチ。 最高のパーツ(部品)使って完成したらなんじゃこれみたいな。 ツインピークスと変わらない印象。 そもそも監督自身がストーリーを作ってないと言ってるものなので解釈は無意味でしょう。 雰囲気だけですね。 なんかおそろしく謎をもってそうな人は出ますが、 誰なのかの肩書きが不明で目的が不明で。 おいらは20年前からリンチファンですから見るツボ知ってますが、 他人にはおすすめできません、謎だけだして答えだしませんから。 ナオミワッツのおっぱい見れるし男なら見て損はしないでしょう。 あのクラブ・レンシオの寂しさが記憶に焼き付けられて消えない。 ベティとリタ、ダイアンとカミーラはあたかもすべてが録音してある世界から 隠蔽された宿命や因果を告知され、すすり泣き、震え、諦観しているように思えて なんとも説明のつかない暗さと切なさに襲われ、随分と尾をひきました。 だからこの作品はあまり好きじゃないです。解釈しようとすると更にリンチの世界に はまり込んでしまうし、それやると本当に夢にまで出てきそうで怖い。 映画としての完成度はすごいけど、やっぱルーシーやアンディ、ブラック・ユーモアをもって 不条理なまでにいたぶられ続けるレオが笑わせてくれるツインピークスみたいなのが好き。 インランド・エンパイアも恐怖と笑いのバランス感覚があって良かった。 一人(二人?)の女性の哀しい恋愛の顛末を幻想的に描いた傑作。様々な謎が隠されているようで、思わず謎解きにふけって何度もみてしまう。 この作品にはリンチの仏教(チベット仏教)への系統が反映されているように感じる。輪廻、悟り、涅槃、色即是空… 個人的に思うが、クラブシレンシオの司会者の「すべては録音されたものです」という言葉と、現実のベティの本名である「ダイアン」から、ツインピークスのクーパーのあれを連想した。 真夜中のマルホランド・ドライブを走る車が事故を起こす。一命をとりとめた女は、高級アパートの部屋に忍び込んだ。そこは女優志望のベティが叔母から借りた部屋。ベティは女を叔母の友人だと勘違いし、女も話を合わせるが、彼女は記憶喪失になっていた…。 デビッド・リンチ監督が、TVシリーズ用にあたためてきた企画だったが、米国のTV局に却下されたのち、フランスのプロデューサーに見いだされ、映画化された異色作。記憶喪失の女は何者なのか、過去に何があったのか…という謎でひっぱりながら、その真実はどんどんねじれていく。しかし、どんなにストーリーがねじれても独特のリンチワールドは最後まで貫かれ、見入ってしまうから不思議。まさに悪夢のような映画だ。カンヌ映画祭監督賞受賞作。(斎藤 香) マルホランド・ドライブ [DVD]を楽天で検索 |