ブラック・レイン

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売れ筋ランキングブラック・レイン  
ブラック・レイン

ブラック・レイン


価格:¥ 381(税込)
CICビクター・ビデオ DVD2002-06-07
売れ筋ランキング:43458
キングダム/見えざる敵
バベル スタンダードエディション
ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)
フラガールスタンダード・エディション

日本人が悪役だけれど日本の良いところも出ていると思います。極道の仁義、名誉、伝統、しきたり…。やくざにはいいイメージはありませんが共感できるところはありました。映画だけれどただ悪いことばかりではないのだなと。松田優作や高倉健がマイケルダグラスやアンディガルシアに劣らない演技をしていて、5回は観ていますがその度に感心させられます。僕は今の日本は嫌いで、アメリカの方が好きだけどこの映画は日本も負けてないなって思います。


松田優作のファンとしての私に言わせるなら、『ブラック・レイン』は相当良い映画ということになるが、日本の観客として観たらツマラン映画である。よくて米国の終わりなき超大国としての配下に収めたがる日本像として観れば、不快ではあるけれども興味深い映画となるというのだろうか。

スバルの自動車を米国に輸出しようとする営業マンは、異常なまでに暴力的で正体不明の松田優作演じるサトーと同等に置かれている。米国に単身乗り込み、日本の伝統から離れて暮らすサトーも、米国に進出して警察の目の前で人殺しをする異常さは、米国人にとってはスバルの営業マンと同じくらい不気味なのだ。スバルの営業マンが控えめでサトーが強暴だという陰陽の違いがあるだけで、不気味なものは不気味なのである。日本人から観れば差異のある二人が、不気味さの一言で米国人からは片付けられている。だから、かれらは米国人の手でもって始末されなければならない。

高倉健が日本人の観客にとって優作に劣って写っているのは、あたかも高倉が米国の政治家に操られた日本の政治家ないし官僚のように見えるからである。高倉は正義を通すためにダグラスに従っているかに見えるが、日本と米国という対立概念の下で生きている高倉が、優作が日本人であることに思い至らないのが不思議である。映画の中で米国にとっての不気味なもの、あえていえば大東亜時代の米国における日本像のごとく得体の知れぬ化け物としての優作は、高倉にとっては日本人である前に抽象化された犯罪者だけの意味である。ガッツポーズはその意味で捉えることができる。私はここに、高倉を政治家ないし官僚として見たい欲求を持つ。高倉は、犯罪を撲滅することの名の下に、ダグラスの指揮下で優作が日本人である以上に犯罪者として見せられているのだ。しかし、米国では相変わらず優作は犯罪者である以上に、不気味なものとしての日本人であることに変わりない。優作ファンの私からしても、本作を褒めにくいのは、こういうアイロニカルな文脈をさしはさまなければ観られないからである。優作はこの映画で米国に進出した俳優とみなされヒーローと化したが、そのヒーローを日米の刑事が打ち負かして、旧来の伝統を打ち破ったかに見えるラストは、優作を担ぎ出して米国のナショナリズムを煽った意図に見える。『ブラックホーク・ダウン』の源流がここに見られるといってもいいのではないかとすら思える。どうも優作は牙を抜かれた猛獣に見えて仕方がなかった。


リドリー・スコットの映像センス爆発のアクションハードボイルド大作。この手の世界観の先駆者とも呼ばれる巨匠だけに、大阪の街をあんなにサイバーパンクな街に変身させるとは関心しきり。

また、この映画最大の魅力は、言わずと知れた松田優作の存在感でしょう。スコット監督をして10年に一人の悪役、ロバートデニーロが競演を熱望するなど、彼の死後、逸話が絶える事はありません。
背は高く、スタイルも良いけど、個人的に見て甘いマスクとは言えない彼が、どうしてこんなに魅力的で格好良いのか?

それは、彼の演技という哲学に対する、鬼気迫る姿勢。そしてそれを存分に垣間見ることのできる演技そのものでしょう。
命を燃やす気で演じられたサトーというヤクザは、いつしか彼自身、彼の人生そのものを我々に見せつける本物の存在として、我々の心を揺さぶり、その姿が焼きついたと僕は思うんです。

とにかく、松田優作が世界に通用する名優であった事を理解できる作品。一見の価値ありです。


リドリー・スコット監督によるアクション映画で、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作など日米の俳優による競演が楽しめる。ニューヨークでのやくざによる殺人現場の異常さから内容に期待が持てるが、その期待は裏切られない。ニューヨーク市警の殺人課刑事二名がニューヨークで逮捕したやくざを日本に護送するが、空港到着時に騙されて逃亡される。主人公のマイケル・ダグラスも公金横領を疑われておりクリーンな警官ではないが、お目付け役の高倉健と次第に心を通わせ、大阪で犯人を日本の警察と一緒に追う経過がテンポ良く展開する。松田優作の狂気さが少々異常過ぎる点や、大阪の暗部の描き方がかなり誇張されてはいるが、4人の性格が旨く描かれており、アクション映画としては一級の仕上がりとなっている。松田優作はこの映画に出演するためにガンの治療が遅れ、命取りとなったことは有名な逸話となり、彼にとっては遺作となった。主演の4人の若い時代の作品であることも魅力の一つである。
マイケルダグラスとアンディガルシアの競演、そして高倉健、松田優作が出ているので(高倉健のファンだから・・・・)見てみたら
いまいち面白くなかった。
日本サイドのシーンになると特にそれが目立った。

実際起こらないようなシーン、デコトラックがマイケルダグラスをあおっていたり、やくさが田舎の大きな家に集まり周りに全然警備を用意していなかったり、けっこうしらけた。(たぶん監督の日本に対する認識不足のせい??)
多少エキサイトなシーンもあるがストーリー事態が結構しらけたかも。


   ニューヨークの刑事ニックは、白昼のレストランで日本人のヤクザの殺害現場に遭遇する。犯人の佐藤を逮捕し、日本へ護送するが、途中で逃亡されてしまう。ニックは日本にとどまり、佐藤を追っていく。
   リドリー・スコット監督が独特の映像美で、大阪を舞台に描くハードボイルドな世界。特筆すべきは、狂気をはらんだ殺し屋の佐藤を演じる松田優作の鬼気迫る演技。惜しくもこの映画が遺作となってしまったが、リドリー・スコットに絶賛されたという彼の圧倒的な存在感は、忘れられない強烈な印象を残す。マイケル・ダグラス演じるニックは逮捕者の金を盗んだ過去があり、決してクリーンな刑事ではない。二ックとは対照的に規律を重んじる実直な日本人警部補を高倉健が演じ、対立しながらも良き相棒となっていく2人の友情も見どころである。(星乃つづり)
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