Saxophone Colossus

Saxophone Colossus

売れ筋ランキングSaxophone Colossus  
Saxophone Colossus

Saxophone Colossus


価格:¥ 2,283(税込)
APO CD2002-07-09
売れ筋ランキング:18367
Waltz for Debby (Hybr)
Meets the Rhythm Section (Hybr)
Sunday at the Village Vanguard (Hybr)
Portrait in Jazz
Blue Train

曲目リスト
  1. St. Thomas
  2. You Don't Know What Love Is
  3. Strode Rode
  4. Moritat
  5. Blue 7

このカリプソ調で明るく陽気な音楽性をジャズにもってきたのはロリンズだ。彼が
新たな可能性を開拓した記念すべき一枚。ロリンズの魅力を語る上で一番重要なポイントは
天才的なアドリブにある訳だが、陽気な曲調になればなるほど、フレージングをこえた
アーティキュレーション的な音の強弱で、圧倒的な才能をきかせてくれる。目から鼻へ抜ける
ような敏捷さでロリンズの右にでる者はいないんだよな。

まず「St.Thomas」や「Moritat」はジャズファンじゃなくても、どっかで耳にした事がある
ぐらい耳なじみのある曲調で皆がノビノビ演奏してる感じが伝わってきて、もの凄く和みま
す。トミー・フラナガン、ダグ・ワトキンス、そしてマックス・ローチそれぞれが最高のもの
を出そうとしてる。一番それが伝わるのは「Strode Rode」だろう。フラナガン、ワトキンスは
さすが、って感じで、けっしてでしゃばらないのに、力強いベースラインと、センスの良い
ピアノソロでしっかり自己主張してる。マックス・ローチは相変わらずの叩きっぷりだが、
この人はほんと個性あふれる人で、ある意味一番ジャズドラマーらしくない、ジャズドラマー
な訳だが、明るい曲調、激しい曲調での存在感は唯一無二なものがある。

この一枚ジャズ初心者に是非お勧めの作品な訳だが、面白いことに、この作品を毛嫌いする
連中も少なからずいる訳で、僕の周りにも、なにかポップすぎて鼻につくような気がして
避けてる奴がいたが、そうゆう奴は大抵ラストの「Blue 7」を聴きこんでないんだよなあ。
この一曲、一聴した限りじゃ、地味だが、とにかく何回も聴きこんでほしい。そうすれば
なぜロリンズが、この曲をもってきたかが判ると思うから。
ロリンズ自身の作曲の1曲目「セント・トーマス」や4曲目の「モリタート」(三文オペラの主題曲)が有名だが、名演と分かるものの、ちょっと明るすぎてジャズの哀愁といったものが感じられない。むしろ2曲目の「あなたは愛について知らない」、3曲目の「ストロード・ライド」、5曲目「ブルーセヴン」にジャズを感じる。トミーフラナガンのピアノ、マックス・ローチのドラム、ダグ・ワトキンスのベースの超名演、ルディー・ヴァン・ゲルダーの録音の素晴らしさについては今さら、言うまでもない。(松本敏之)
1950年代のイーストコースト・ジャズを代表するだけでなく、モダン・ジャズの最高傑作一つとしてあげられる本作は、ジャズのもつアドリブ芸術の一つの極点ともいえる。早くから、豪快なトーンとイマジネーティブな楽想を発揮していた、ソニー・ロリンズだったが、自らの過剰な才能を疑うかのごとく、数度の一時的引退によって雲隠れすることを繰り返した。この傑作は、復帰したマックス・ローチ=クリフォード・ブラウンのクインテット参加の後吹込みされたものであったが、成熟しつつあったロリンズがブラウンの死によって、一気に完成されたプレイを見せた奇跡的快演である。モリタート、セント・トーマス、ブルーセブンなどどれをとっても、音色、フレージング、リズム感、アドリブの意外性に優れた名演である。まさに50年代ジャズの古きよき時代を現代に伝えるモダン・ジャズの必須アイテムであろう。ワーデル・グレイの死、デクスター・ゴードンの低迷、ジョン・コルトレーンの未完成にあった56年におけるテナー・サックスのずば抜けた金字塔である。
レビュー書くまでもない、ジャズを好きな人は皆持っている、これからジャズ聴こうという人は買いなさいということでしょう。ジャズの難解さなどは微塵もない、まさにモダン・ジャズの定番。ビル・エバンスのビレッジ・バンガードライブやプレスティッジ時代のマイルスなどと共通のものがありますね。やはり音楽は聴いて心地よいものがベストだと思います。評論家じゃないんだから。仕事から開放された夜自分の部屋で小さな音で聴くのが普通の人の音楽の聴き方だと思うから。
   現在も第一線で活躍しているテナーサックス奏者、ソニー・ロリンズの代表作であるばかりでなく、モダン・ジャズの代表的名盤だ。
   本人の作曲した名曲<1>をはじめ、プレヒトの『三文オペラ』のなかで歌われた、クルト・ワイル作曲の<4>(別名『マック・ザ・ナイフ』)など、よく知られた曲目が演奏されているのも人気の秘密だろう。しかしこのアルバムは、彼の即興演奏家としての実力をあますところなくとらえている点、そしてポピュラーであると同時にジャズの魅力をストレートに伝えているという両点で、非常にすぐれた作品なのだ。
   また、サックス奏者1人にリズムセクションがつく4人編成なので、ソニー・ロリンズの演奏の特徴がわかりやすい。ジャズに興味をもった人が最初に購入するのに最適のアルバムだ。(後藤雅洋)
Saxophone Colossusを楽天で検索