汚れなき悪戯 |
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スペインのある村で賑やかに聖マルセリーノ祭を行われていた。 そんな賑やかさとかけ離れたところで僧侶が貧しげな家で病に苦しむ少女を訪れる。 そして、この日に纏わる、今は忘れ去られたある美しい奇蹟の物語を、当時を偲ぶ様に話して聞かせた。 戦争で荒れた或る小さな村へ3人の僧侶が訪れ寺院を建てた。 いつしか僧も12人に・・貧しくも心静かな日々を送っていた。ある日門前に捨て子が・・。 僧達はその子をマルセーノ (パブリート・カルヴォ)となずけて育てた。 5歳になったマルセーノは寺院の生活にもなれ可愛く僧達に愛された。 祭りの日、村でほんの少しの悪戯のつもりが混乱へと発展し、とうとう怪我人は出てしまう。 納屋で逃げ隠れた彼はそこでキリスト像を見つける。 悲しく寒そうなその姿に打たれて像にパンや酒を運んだ。 いつしか像とマルセーノは話をするようになった。そして奇跡が起こる。 天国にいる母親に会いたいと望む彼の願いをキリストがかなえてやり、静かに彼はいきをひきとった。 少年をとりまく光の輝きを見た僧達は、少年が安らかな旅路に出発したことをしった。 あくまでも作り話と認識し、映画を観ないとやるせない気持ちに・・・。 お子様映画のバイブル作品。 バホダ監督はこどもの心を失わないひとなのだろう。この作品はマルセリーノ少年の奇蹟を撮ったと同時に、この映画もまた奇蹟のような作品だ。詩人の領域の仕事のようにおもう。 少年の笑顔もよかったが、こころやさしくもまっすぐな12名の修道僧に感銘をうけた。こういう作品こそ幸せをもたらしてくれる。 前半の赤ん坊を育てる姿にも共感したが、キリスト像がマルセリーノに手をさしのべる後半はまさに奇蹟。こころが洗われる。見たあとは、仕合せな気分になり、つよく生きたいとおもった。 <元気コメント> 「子供は宝」ですね。 心洗われる思いです。 神の奇跡を信じたくなりました。 去ること三十数年前。小学生の時に深夜のTV放映で何気に鑑賞。 当時は、映画なぞで涙なんか流すのは馬鹿みたいと思っていて、 しかも、「禁じられた遊び」を見たときも単に悲惨な映画ぐらいとしか感じなかった私が、 なんと最後はもう涙が止まらなかった覚えがあります。 しかし、何十年とセルビデオとして出てこなかった事たために、 すっかりこの名作を忘れていました。 そういえば、6,7年前、日比谷シャンテ?でイタリア映画のカラーリメーク版 「マルセリーノ・パーネ・ヴィーノ」を鑑賞しましたが、全く感動が起こらず。 この映画リメークすべきではなかった。モノクロならではの雰囲気が台無し。 ということで、感動を得たい方はこの原作版を鑑賞しましょう。 素晴らしい映画で、完成度の高い傑作だと素直に思います。マルセリーノが大変可愛らしい。そしてまた、暖かく、時に厳しく見守り愛する12人の修道士がなんとも素晴らしい。純粋な信仰を結晶にしたような映画です。 屋根裏のような2階で、イエスの手がマルセリーノに指しのべられるとき、感動で泣きました。 マルセリーノは茨を取ってあげながらイエスに聞きます。「手と足・・・痛いでしょう?」イエスは答えます。「とてもね」 この言葉に何か深いものを感じて、何度もこのシーンを観てしまいます。 修道士達はマルセリーノが聖人となった後も、彼を愛して幸せだったでしょう。 何かを説教するのではなく、ただマルセリーノのほほを優しくなでるイエスが、信仰の本来の姿を現しているのかもと思いました。 汚れなき悪戯を楽天で検索 |