angel beetle |
|
売れ筋ランキング > angel beetle
曲目リスト
4曲目の『アメリカ魂』にはハッとさせられた。 『君たちの悲しみは 俺にはわからないけど 俺の悲しみはどうか 君たちは分かってくれ』 3千人のために10万人を殺す。 それがアメリカ。 そして毎日の様に死んでいく累計10万人を超える人間には目もくれず 選ばれし3千人の為に、貰い泣きしながら手を合わせる日本人。 60年前は日本の民衆が110万人焼き殺された。 はたして今回は、何人殺せば気を静めてくれるだろうか。 前作よりもバラエティに富んだアルバムだと思います。二人の作者が、それぞれ別々の方向を向いて書いたような作品です。 でも1stや2ndの頃のハイロウズが一番好きな僕としては、どうしても物足りない気が少しします。 子供が騒いで楽しんでるような、おふざけがほとんど無いからです。それぞれの曲を、その曲に合った形で真面目に演奏してるように思えます。 アルバムとして聴くよりも、一曲一曲を独立して聴いた方がいい気がします。かなり質が高いです。 「マミー」や「映画」はファンに人気のナンバーです。僕は「Born To Be Pooh」が好きです。 ブルーハーツ時代のヒロトはインタビュアーの山本晋也監督に「がきんちょ騙すのがロック」と言い放ってました。そのコトバはとても素敵でした。だからヒロトは「オレはミサイルマンなんだ」「不死身のエレキマンなんだ」「ハイジャックだ!テロリストだ!」とウソばっかり吐いてがきんちょ達を虜にしてきましたが、人間は不死身ではあり得ませんし、年老いていくものです。僕は、ヒロトが『不死身の花』を歌ってしまい、続く6枚目のアルバムを聞いたときに…ハイロウズは終わったな。と思いました。 が。 このアルバムの冒頭でヒロトは「オレはブリキのコインだ」「ペテン師の遺伝子をばら撒く」と、自分は偽者ペテン師まがい物ですよー!と高らかに宣言。『Too Late Too Die』(和訳すると、歳とりすぎて、まだ死ねない!)を歌う彼らに拍手を送りました。ヒロトの等身大だと思います。「老い」を武器にしてしまったハイロウズは、この先何やっても、もう恐れるものはないでしょう。彼らは老いることで衰退していくのではなく、「老いてこそロック」を体現する境地に入っていったのでした。そんな人、そうはいません。 バンドのノリが凄い。「ロックンロール意外は大したことじゃない」と言い切るマーシーのテンションは『アメリカ』や『曇天』にも現れています。開き直ってしまった彼らは殿堂に入ってしまったような感じを受けました。 ただ、バンドの成果と個人的な嗜好は全く別。だから星三つ。 あれ? あんまり人気ないみたいですね???? 私はこのアルバム、好きです。 毛虫もアメリカ魂もステキ。 最後のトラック「一人で大人 一人で子供」は せつなくなって、涙ぐんでしまいます。 激しくないけど、穏やかであたたかいアルバムです。 特に映画が好きです。 歌詞がシンプルで, かわいらしい。 メロディも何とも心地いい。 「あなたに会えたらなぁ。 恥ずかしがり屋の人が, ハイロウズの通算7作目となるアルバム。やっぱりハイロウズはすごい。1曲目のイントロを聴いただけで一気にリスナーを「夢を抱いたあの頃」にワープさせる。実年齢は四十路に差し掛かるというのに、彼らの感性はいつまでも少年のままなのだ。そうじゃなければ「ロックン・ロール以外は大した事じゃない」(<3>)なんて詩は書けないし、強烈なギターサウンドのなか「曇天」(<12>)なんて絶叫できない。長い間ファンをやっていると、良くも悪くも変化していくアーティストと自分との距離を感じてしまう瞬間がある。しかし、ハイロウズはリスナーの期待を裏切らない。いつでもずっとファンで良かった…と思わせてくれるのだ。もちろん本作も、そんなハイロウズ流ロックンロールが全開だ。 先行シングルカットにもなった、マーシーのうねるようなギターサウンドが印象的な<1>で始まり、名曲<14>で幕を閉じるこのアルバムは、今まで以上に粒ぞろいの楽曲がそろった力作。9・11の事件以降の世界情勢を意識して作られた(と思われる)、小気味よいくらいの批判根性丸出し、かつ、言い得て妙な歌詞に思わずニヤリとさせられる<4>、トランペットとシンセサイザーをバックに、「大好きなあの子と一緒に映画に行けたらなあ」としんみり歌う<10>など聴きどころ満載だ。残念ながら、CM曲でも話題になった大ヒットシングル曲「いかすぜOK」は収録されていない。しかし、それを差し引いても、リスナーの思考を思いっきりプラスへ変換させるパワー(とユーモア)がアルバム全体を通してたっぷり詰まっている。このアルバムは「買い」でしょう。(中西 章) angel beetleを楽天で検索 |