惑星ソラリス [DVD] |
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キューブリックは小説家クラークと一緒に、2001年宇宙の旅で、知と進化をテーマにしましたが、タルコフスキーは、同じくソ連の小説家レムと一緒に、愛、記憶、実態、感情をテーマにしました。ソラリス上空を周回する宇宙ステーションの中で起こることが物語になっていますが、例えば、自分がその宇宙ステーションにいるとして、過去に思いを残す人を思い浮かべたとしましょう、、もしその人が現れたらどうしますか。そして、その人と生活を共に出来たとしたら、、あなたは満足ですか、、。もし野の人が、とっくに死んでしまっている人だったら、、。きっと愛ゆえに満足もするでしょう、、。でも、、その人には、、あなたを愛しているという感情だけはあるが、過去の記憶が無かったとしたら、、。そしてその人が記憶が無いことに悩み始めたら、、。あなたは、一緒になやむことでしょう。なぜならば、愛があるからです。また、記憶が実在化する物体つまり人間のようなものになったとしても、、それは、本当のあなたの愛した人ではなく、単なる物体なのです。しかし、そう思ってもその物体は好きだった人のような感情を持っています。非常に厄介でしょう、、そう思いませんか。SF映画の中では2001年宇宙の旅と並ぶお気に入りのひとつです。傑作。アメリカでのリメイク版がありますが、それはテーマは同じですが、少々解釈を変えています。僕はこのオリジナル版の雰囲気が好きです。ハリウッドのようなアクティブでクリアな映像ではなく、文学的で柔らかく、なんともいえない、旧ソ連のSFという感じが、他の映画には無い特徴となっています。 タルコフスキーの映画はどれも催眠映画である。目覚めても違和感無く情景が 繋がるのが凄い。この映画は結局、自分の世界から永久に脱出できないと言う 究極の密室映画の形を採っている。私の知り合いは惑星ソラリスは寂しがり屋 だと考えるととても納得がいくと言っていたが確かに友達が欲しいんだろうね。 宇宙にたった一人で彷徨っているのは余りに寂しすぎる。液体窒素で殺された はずの妻の幻影が生き返るシーンはエロティックな恐ろしさに溢れている。 この映画を初めて見たのは、有楽町にあった映画館で、当時のタウン情報誌で絶賛してあったから見てみた・・・。超満員の空気の悪さのためもあろうが、あまりの長さと眠さにさすがにまいってしまった。 しかし、タルコフスキー体験とは常にそうで、見終わったあと、じわじわと断片的場面がバッハのオルガン曲とともに執拗によみがえってきて、気になってどうしてもまた見たくなる・・・そしてその奥深い宇宙へと浸っていくのだ。 この映画で最も印象深く、陶然としてしまうのは、わずかな無重力状態の中で、男と女がふたり抱擁したまま中に浮くところ。そこにかぶさるのがまたバッハである。それは赦しと救いのつかの間の奇跡が起こったようで、比類なく美しく、宗教的愛にあふれている。 地球に帰還した主人公が、なぜか雨のしたたり落ちる家の中に父の姿を見つける場面も、取り返しのつかない後悔と限りなき慈愛の心がないまぜになったような、意味深遠な感動に心震える。 彼の映画では、、宗教的な愛や超越的な哲理と、実人生の諸相との相矛盾することへの葛藤と焦燥感、対立を超えた昇華と昂揚感のようなものが、詩的で鮮烈なイメージとともに描かれているのではと思う。 哲学者、芸術家、詩人、建築家、工芸家、演出家等、さまざまな要素が彼の中で混然と調和および葛藤していたのではなかろうか? 主人公ケルビンが劇中でこう言っていた・・・・ 「地球にはまだ人類愛が届いていないんだ。」 他の方がおっしゃる通り正に手抜きとしか言い様がありません。この値段でこの内容では本当に不愉快です。特典映像の日本語字幕はないし、ジャケや背表紙なんかの売り文句も安っぽくて素晴らしい映画の内容をぶち壊しにしてます。あと私が買ったのなんて輸入盤だからか知らないが新品なのにディスクに傷が付いている始末。ブートじゃあるまいし日本で出すならそのくらいしっかりしろや!素晴らしい映画なのに国内盤がこんな物しか出回っていないのが残念でなりません。 スペキュレイティブ フィクション 思弁的って訳すのかな?SFでニューウェーブって言われるジャンルができて新しい表現が行われたころ・・・・バラードの結晶世界とかアンドロイドは電気羊・・・・そうレプリカントのあれだね・・なんかが出てきたんだよね。心象風景や形而しえないもの・・それを1番表現できてるのがこの映画だと思います。 名作って言えば簡単だけど中身はそんなものじゃないし、2001年とSFとして比べるのはちょっと違う気もしますね。(2001年見た人は 幼年期の終わり読んでくださいね) 映画館より今は大きなプラズマや液晶でヘッドホンで聞きながら見たら・・・・疲れるか・・・・ とにかく、、、見ないで語ることの出来ない映画です。ストーリーだけが目的ではありませんから・・・ 『2001年宇宙の旅』に対するロシアの答えが本作品であり、同様に記憶に残る傑作映画である。ロシアの伝説的映画監督、アンドレイ・タルコフスキーがスタニスラフ・レフの小説『ソラリスの陽のもとに』を映画化し、綿密に練られたSF大作に仕上げている。ストーリーは宇宙飛行士(ドナタス・バニオニス)による惑星への不気味な航海に沿って展開されるが、その惑星では人間の潜在意識が実体化して現われる。あらすじのみを聞くとありきたりの宇宙探検物のような印象を与えるが(『トワイライト・ゾーン』のエピソードを引き延ばしただけのような)、神秘の旅を続けるうちに未知の世界に引き込まれていく。タルコフスキー監督の意図や手法には理解を超える点も多いが、『惑星ソラリス』は、とりわけスローテンポで先が読めない展開により観る人の頭の中にじわじわと入り込んでくる。ラストシーンが訪れるまでに、従来のSF映画をはるかに超越した感動的で奇異な記憶や故郷に対する幻想が描き出される。カルト的要素を十分含んだこの映画は、意欲的なアートシアター系作品であると同時に、狂気を帯びた幻想の旅の記録でもある。(Robert Horton, Amazon.com) 惑星ソラリス [DVD]を楽天で検索 |