アンダー・コンストラクション |
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曲目リスト
2001年の3rdアルバムに引き続き、極短いブランクで発表された2002年のミッシーズ第4弾ミサイルにガッとまたがり、グッと身の引き締まるような、凛々しい雄姿をエリオット女史は見せてくれた。 者ども、いざ鎌倉!E's come cooler! さあ、いよいよ円熟したエリオット女史のお通りだ、一同敬礼。猛スピードで飛んで行くその偉大な背中、リッパなお尻を見送りたい。ヒップ・ホップ・ヒストリーに最大限の敬意を払った記念碑的作品の完成。 ライナーに「R.I.P アーリーヤ 2001」という追悼の文字を刻み込み、レフト・アイ亡きTLCとも共演(⑬)、いわば襟元を正し、キリッと清冽な作品となった。前作の愉快でダンサブルなエレクトロ・ファンク・ワールドから一転、オールド・スクール色の強い、フレッシュで、ドライ、ほのかにビターな、コア・ヒップ・ホップに様変わり。素晴らしい一枚。 ペコポコ、ペコポコ、ああ楽しい。チンチン、ティンボお得意のサウンドは、先行シングル(④)でチープに炸裂、エレキ・ギターがジギジギ鳴れば、ジェイZのラップもザクザクはまる(⑤)。 ちなみに、日本盤収録のボーナス・トラックは(⑮)、いつものビートに輪を掛け、相当シンプルなペコポコ・サウンド。「ワーク・イット」に似ており、コレもなかなか良いのであった。 彼女らしい音楽で聴きやすかった。けど何より痩せててびっくり。20何キロか痩せたらしいけど、ジャケット見て一瞬誰だか分かりませんでした。CDはまだ数えるほどしか聴いてないので星は4つにしました~。 「あの日に帰りたい」と<5>の最後のヴァースは繰り返す。このファンキーなオールド・スクールにインスパイアされたアルバムを制作しながら、ミッシー・エリオットはタイムトラベルのことを考えていたに違いない。親友だったR&Bのスーパースター、アリーヤの死に衝撃を受けたのは明らかで、その死に大きな疑問を持ち悩んできたようだ。ミッシー自身は今もなお「ピカピカに」輝いているかもしれないが、彼女は気づいている。死に急いだ連中たちは自分よりもっと長く活躍できたはずだと、死がそのことをより広い目で見させてくれたのだと。 <4>では、ヒップ・ホップ界が昔から敵意や暴力などのゴシップにまみれていたわけではないと語っている。ありがたいことに、ミッシーはドラッグに溺れず、パーティーのやり方を忘ることはなかった。それどころか本作ではヒップ・ホップの黄金時代に戻ろうとしている。あのころハウス・パーティーでは、銃は持ちこまれず、大声で言い分をぶつけあい、ブリティッシュナイツのシューズを履き、金の鎖をかけ、ダンスにうってつけのヒップ・ホップがとめどなく流れていた。 ミッシーと長年の共同プロデューサーであるティンバランドは、前作の鋭いビートを本作では控え目にしている。たとえば、前作収録の「Get Ur Freak On」にあったまばらなタブラのビートは消えている。それに代わり、<3>では踊りやすさこそ変わらないが、よりファンキーなグルーブとオールド・スクールからのサンプリングを、<5>ではレトロなサウンドを聴かせてくれる。また、メロウな R&B のバラード2曲や、ビヨンセとの素晴らしいデュエット<9>(友だちのなかから彼氏を選ぶための心得)も耳にできる。 鋭いビートを控えているからと言って、心配にはおよばない。アーティスティックな面でもリリックの面でもミッシーは手を抜いたりはしていない。疑うなら耳を傾けてみるがいい。重厚なシングル曲<2>の逆回転のサンプリングや、<10>のダークなシンセサウンド、それに、いつだって彼女の音楽にスパイスをきかせているX指定(未成年者禁止)すれすれのリリックに。(Caroline Butler, Amazon.co.uk) アンダー・コンストラクションを楽天で検索 |