Field Recordings 1995: 2002 |
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この音盤で聴かれるのは月並みな表現で申し訳ないですが、Fenneszによる傑作群の音盤の原型です。その内容は#1から衝撃的です。ここでは彼の音盤のあの「プチプチ」「バキバキ」音、グリッチが、それがギターの音から発生していることが示されています。つまり彼の使うグリッチはMogwaiの轟音ギター、シューゲイザー達の変則チューニングされたギターと等価だと言うことです。その構図を理解すれば分かり易い。あのEndless Summerが熱狂的に受け入れられたのも、あれは分かり易い「ギターインスト集」だったからなのです。グリッチもギターの音の一つなのです。ロックなのです。だから皆が理解しやすく、高い評価を得たのでしょう。この"Good Man"と題された曲を一曲目として音盤化したことは、彼がそのことを聴取者に理解して欲しかったからではないでしょうか。 この音盤を聴いて分かりました。FenneszこそMy Bloody Valentineの正当な後継者であり、Mogwaiとの関係からポスト・ポストロックでもあると。あのシューゲイザーやMogwaiの轟音ギターに狂った人たちこそ、Fenneszの音楽で救われると。救われたその先には何が待っているか?現在最新作のVeniceではまだ示されていません。このまま停滞するのか?それとも先に進むのか?何とも魅力的で興味深い未来が想像されます。 Field Recordings 1995: 2002を楽天で検索 |