ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番

売れ筋ランキングラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番  
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番


価格:¥ 2,448(税込)
ユニバーサルミュージック CD2004-01-21
売れ筋ランキング:880
ショパン:バラード.幻想曲
ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調
リスト:ピアノ協奏曲第1&2番

曲目リスト
  1. ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 作品1
  2. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18

心のずっと奥の方にあるドアを力強くノックしてくる、
感動的で、ロマンチックで、情熱的な演奏。
何度聴いても飽きない、深みのある演奏です。
ラフマニノフの耽溺の世界にひたすら浸りながら、
このような芸術の存在にただ感謝するばかりです。
ラフマニノフは和音の構造が重要
その点でピアノをはっきり聞かせようとしたのかもしれないがかなり不自然
ただでさえ淡白な指揮をする小澤と力の入ったツィマーマンとの温度差を強調してしまってい
るように感じる

録音のせいかもしれないがピアノの音が硬く、強振も伝わってこない
リストの協奏曲でのような圧倒的な「鳴り」を聴けなくて残念

録音にこだわりを持つツィマーマンがこれで発売を許可したのか疑問に思う
ツィマーマン&小澤版のラフマピアコン2番は、録音が最近という強みもあり、
他の既存盤と比べると圧倒的に音質が優れています。
本CDはピアノがハッキリ聴こえるように、オケが控えめなのか、録音レベルが
調整されているのか、一音ずつに宝石のように美しい響きがあり、ピアノ中心で
本作を聴きたい人には最高の選択肢ではないでしょうか。
もちろんツィマーマンのピアノ自体は、超絶技巧の折り紙付きです。

名盤リヒテル版は、まるでソロのような奔放な弾きぶりにワルシャワ・フィルが
決死の覚悟で追いすがるという、まったくの荒行なのですが(←そこが素敵)、
ツィマーマン版はオケときっちり合わせつつも、冒頭部を始めオケと競演しない
ところではかなり好きに弾いていて、ラフマニノフなのに淡白…、などといった
失望とは無縁の双璧だと思います。

(アシュケナージ版が好きな方にはごめんなさい。)
全体にテンポは速めで、
ツィメルマンいつものやたら勿体ぶって鈍重(であるにも関わらず軽薄)な
演奏でないのは良いのだが、
それ以上のものにはなり得ないのはツィメルマンの能力の限界といったところか。
まあ普段のツィメルマン的な不快感はあまり感じなかったので良いんだけどね。
色彩豊かで、粒の立ったピアノ。
録音でこんなにたくさんの音が聞こえたのは初めてです。
ピアノに関しては文句ありません。
でも協奏曲という一つの作品としては、良い点数はとてもつけられません。
パートごとのレベル調整があまりにもわざとらしいです。
チェロの音がウォーって聞こえたかと思うと、次はクラリネット、次は金管、って
それぞれの楽器のそばまで毎回歩いていって聞いているよう。
残響も深かったり浅かったりで、明らかにバランスがコントロールされている。
なんかレコーディングエンジニアが、演奏者を一人一人呼んで個別に録音したんじゃないかと思うくらいバラバラでまとまりがない。
クラシックのCDでも、ミキシング/マスタリング時の味付けをここまでやる時代になったのかと、ある意味驚いた一枚です。
   言葉を失うほどの素晴らしさだ。ラフマニノフのピアノ協奏曲というと、「第2番」「第3番」のみがメジャーな印象があるが、あまり演奏されない「第1番」が含まれているからといって、このCDを聴くのをためらう人がいるとしたら、それは“大きな損失”であると断言できる。あのショパンのピアノ協奏曲の名演以来の、ツィマーマンの強烈な一撃が待っている。

 「第1番」の冒頭から、聴いてすぐにパッとわかる。ラフマニノフのピアノ協奏曲が、これほど火のように熱く、燃えあがるような精神によって演奏されたことがあっただろうか? ツィマーマンのピアノは、輝かしいだけではなく、どっしりとした根を大地に生やしたような、落ち着いた風格がある。だからこそ、ちょっとした装飾音、パッセージでも稲妻のようにきらめく様は、目がくらむほど鮮やかだ。小澤のバックがまた迫力満点で、粘っこい歌でツィマーマンのピアノにぴったりと寄り添う。

 「第2番」はさらに凄い。有名になりすぎたあの冒頭からして、演奏の格が違う。一つひとつの和音の間に異常に間をとりつつ、単なる鐘の音の模倣というよりは、聴き手の心の一番奥底に届けとばかり渾身の思いを込めた分厚い音の塊が、何と肉感的に、そして感動的にぶつかってくることだろう。夢見るような旋律に彩られているがために、恋愛映画的ななよなよした感傷性と結び付けられてしまいがちなこの曲が、巨樹のような厳しい存在感を放っている。小澤のバックも、グラマラスで重心の低い、意志的な響きと弾力的なリズムが、こたえられないほどの快感を与えながらぶつかってくる。

   録音も美しい。芯の強くまろやかなピアノの音を十二分に伝えながら、オーケストラの細やかな雰囲気も残した適度な残響のバランスが見事。アシュケナージ、リヒテルらの名演を聴きなれた人にも、ぜひおすすめしたい1枚である。(林田直樹) ※ 《録音》 <1>:1997年12月、<2>:2000年12月 ボストン


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