女王蜂 [DVD] |
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名作、金田一耕助シリーズの中の1本、1978年公開ですから、(獄門島)の次の作品ですね、主演の若き石坂浩二は本当に2枚目です、とぼけた演技も中々に面白い、注目すべきはその出演陣の豪華さ、高峰三枝子、岸恵子、司葉子と昭和を代表する俳優さんばかり、業や性といったものから、どうしても逃れられない人間の悲しさを描き続けた名作シリーズならではのストーリー展開には引き込まれました、お前が呪わしい運命の歯車から、彼女を解き放っておやり、母親の最後の息子への言葉にその総てが表されているお勧めな名作です。 シリーズ中最も低い評価を受けているようですが、個人的には最も優れた作品だと胸を張って皆様にお勧めいたします。 キャスティング、演技、演出、脚本、編集、ギミック、音楽、エンターテイメント性、etc... 全てにおいて非常にバランスも良いと思います。 個人的には余りベタな演出や、ドス暗い、いかにも日本的・演歌調なものが好きでないので、このシリーズの熱狂的なファンの方とは私はタイプが違うのかも知れません。 しかし、逆にこのシリーズやこの手の日本映画が苦手な方にも是非一度ご覧頂きたいです。 細かい理屈は抜きにして、エンターテイメント性と作品の(人間の性や運命などの描き方の)深み、など一つの娯楽芸術作品として高いクオリティーを保っております。 ちなみに市川・石坂コンビによるこの金田一シリーズで私の好きな順位は 1.女王蜂 2.犬神家の一族 3.病院坂の首縊りの家 4.悪魔の手毬唄 5.獄門島 です。 なんといっても、オープニングの入り方。20年後の第2の殺人、死体のそばで鳴りやまない時計の鐘を岸恵子が止める。そしてタイトル。幕引き役をオープニングで、暗示させてるんですよね。練りに練った、熱の入った脚本です。決して監督は手を抜いてなんかいない。そして最高の喜劇役者、伴淳三郎。今、あんな人はいないねぇ。金田一が、はじめて伴淳警官の家を訪ねるシ−ン。ちゃぶ台を奇妙にまたいで、現れる。もう笑うしかない。そして、ラストで見せる彼の背中。もう泣くしかない。中井貴恵の、いろんな意味であの時にしか出せない初々しさを監督や共演者はきちんととらえ、見事に発揮させ女王蜂に仕立てている。当時の監督が撮ったと思われるカネボウのCMに出演した中井貴恵は、本当に美しかった。高峰・岸・司・仲代は、いうことなし! 公開当時、化粧品会社とタイアップし、 たしか「口紅にミステリー」ってキャッチコピーがCMで流れていたのを懐かしく思い出します。 市川金田一作品の中では、評価が芳しくないようですね。 確かに、智子役の中井貴恵さんは新人ということもあり、演技は?だし。 絶世の美女…ではないような… 智子役が絶世の美女だったら、評価も上がったのでしょうか? でも、私は本作品は好きです。豪華キャスト陣の素晴らしい演技。 脇を固める役者さん達も良い味出してます。とくに伴淳三郎さん最高! 凄惨な殺人事件のお話なのに、なぜかホッとするのはなぜだろう… ラストシーンが特に好きです。 今更ですが、金田一耕助最悪の事件と言われる (原作者でさえ発表するのに気が進まないとまで言った) 「悪魔が来りて笛を吹く」を市川監督で見てみたかった。 「市川・金田一」第四弾‥。「獄門島」でシリーズ終了のはずが浮世の風に流されて制作する事になったらしい。本作以前の三作品が素晴らしい出来栄えだったので、本作は評価が厳しくなってしまったが、以前の三作品と比較しなければ、それなりに評価できる作品だ。市川監督も「協力監督」をおくところからも「乗り気の無さ」が伺える‥。しかし出演者は豪華!高峰、岸、司の三大女優、仲代、伴淳ら出演者の豪華絢爛さはシリーズ一でしょう。ヒロイン「智子」役の中井貴惠は、原作の雰囲気に合わず台詞まわしも良くない!出番が少ないのが救いだが、この役にぴったりなのは「稲垣・金田一」の「栗山千明」でしょう。容姿端麗、気品ある台詞まわし、原作通りの「絶世の美女」は彼女しか考えられない!「市川・女王蜂」は前半一時間が説明的過ぎるし、後半も人間描写を深く掘り下げておらず急ぎ過ぎの感は否めないが、岸・仲代の熱演もあり胸に迫って来るものは確かにある。(凄惨な殺害シーンより、仲代の絶叫がスゴすぎ!観ているこっちがその「声」で殺害されそ〜だったわ!‥笑)細かい点が気になるとはいえ、全体的には合格点はあげられるでしょう。(「コウモリ」の謎解きはスゴくイイ!)この作品では、以前テレビドラマで放映した「役所広司・金田一」がなかなかの出来栄えだった。是非ともDVD化希望!(笑) 女王蜂 [DVD]を楽天で検索 |