MY STORY (通常盤) |
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曲目リスト
長編小説を読んでいると冒頭部分は意味がよく分からず、時には退屈になる。ところがある場面から目立った事件、出来事が起き、話が面白く感じられる。 話も二転三転しながら結末に向かって盛り上がっていくが、その一方で冒頭でよく分からず、つまらないと思っていた人物、状況が後に続く話に必要な舞台設定だったと分かり、急に理解できるようになる。 ということで、このアルバム"MY STORY"。最初聞いたとき、"WONDERLAND"までは何だかよく分からないなーと感じましたが、"Liar"につながる大胆な仕掛けだったんだなと思いました。 特に"HAPPY ENDING"で「私には幸福な結末など似合わぬ」などと救いのない表現をしたあとに、"Moments"のイントロが入ります。シングルで"Moments"を聴いたときにはない衝撃です。 "Moments","walking proud","CAROLS"の真ん中の3曲が「君への愛情」を歌い上げた陽のクライマックスなら、"Kaleidoscope"で仕切られ、"Humming 7/4"で終わる後半は現実を割り切ったような陰のクライマックスでしょう。 最後まで聴いて聞き直せば味わう長編小説風に仕立て上げた、あゆとしては初めての試みのアルバムです。聴き応えあります。 彼女が全力を出して作ったアルバムだと思います。とてもこっていて、AYU本来に出会える気がします。 「Rainbow」から、「MY STORY」までの 流れや作風が、個人的に彼女の自己ベスト。 「Rainbow」のレビューでそう書かせてもらったんですが、 このアルバムもRainbowに負けず劣らずの大傑作だと思います。 女性により共感を持たせるような作りなのではないかな?と 感じさせる内容です。 「Rainbow」を、"人間"として主張された作品ととるならば、 この「MY STORY」は、タイトルからも言える様に、 浜崎あゆみという"個人"を、より大きくクローズアップした内容と 言えるかも知れません。 恋愛感を歌った楽曲が多いので、そう言った意味では、 より聴きやすく、より前作よりも 個人個人で受け入れやすいアルバムではないかと思います。 シングル曲のクオリティーは保証済ですが、 アルバム曲にも名曲揃いなアルバムです。 (個人的には「About you」、「my name's WOMEN」、 「walking proud」、「HONEY」が好きかな。w) このアルバムでも彼女の新境地が顔を見せます。 「HONEY」や「Humming 7/4」でのハジっけぷりは、 今までの彼女からは想像し難いのでは・・・? 若干の中弛みは感じられるものの、全体的には非常に良く出来た作品です。 今までの作品で重要な位置を占めていたD.A.Iさんは、 今回不参加のようですが、そんな中でこんなに立派な作品が出来ました。^^ タイトル通り、本人の経験を基に書き綴られた歌詞と本人の部屋を表現したというブックレットが話題になったアルバム。アルバムの前半は悲恋と暗い過去を綴った歌詞のマイナー調の曲が続き、ダークでブルーな印象、後半は幸せなラブソングやライブ受けするノリノリの曲、ファンへの感謝ソングで構成された明るい印象。アルバム1枚で2枚組のようなボリュームを感じさせるアルバム。 雑誌のインタビューであゆは今作について「『A Song for ××』みたいなアルバムになった。」と言っていました。実際に聴いてみてなぜ彼女がこのように言ったのかよくわかりました。その理由は歌詞が「A Song for ××」の頃のように素直で飾り気のない言葉で綴られていて、彼女のこれまでの気持ちや未来への決意が描かれたものが多かったからです。前作「RAINBOW」はアルバム曲で良い曲が少なかったのに対し、今作のアルバム曲は良い曲が多いです。このアルバムはファンはもちろん、最近ファンになった人にも聴いてもらいたいです。 MY STORY (通常盤)を楽天で検索 |