ひまわり《デジタルリマスター版》 |
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私が映画館で観たのははるか昔です。 映画を観たことはなくても、哀愁に満ちた主題曲を知っている人は多いはずです。 この映画のよさは、ある程度の年齢に達しないとわからないのかもしれません。 私も最初に観たときには、ジョバンナ(ローレン)の哀しさが実感できるわけでもなく、ただただ、ロシア娘(リュドミラ・サブリエワ)のあまりの美しさに思わず見入りました。 勝気な「戦争未亡人」を演じるローレンの演技も迫力ものですが、少し「だめ男」のアントニオ(マストロヤンニ)の「やるせなさ」と「二人の女性の間を揺れ動く気持ちの描写」もすごい。 DVDの再発売を待っている人は多いはずです。早く実現してほしい。 トリノ五輪の旗を持って入場してきたソフィア・ローレンの若い頃と少しも変わらない容姿に驚き、近いうちに「ひまわり」のDVDをと思い、先日やっと購入して観ることができた。 一言でいってやはり、名作ですね〜。 序盤の、ローレンとマストロヤンニ扮する若々しい陽気なイタリアの恋人そしてすぐに夫婦となった二人が、戦争で引き裂かれ、夫はロシアから帰ってこない。生きていることを確信しロシアに足を運び必死に夫を捜すローレン。遂に夫は見つかるがロシア娘と家庭を持ち子供までいるという信じたくない現実。イタリアに帰ったローレンを訪れるマストロヤンニ。蒼い稲妻の光がマストロヤンニの顔を何回か浮かび上がらせる真っ暗な夜、ローレンの部屋で話す彼に聞こえていた赤ん坊の泣き声。すべてを悟りロシアに帰る彼をミラノ駅で見送るローレン、その頬を涙が伝う。 この映画の前半の陽気さ明るさと後半の苦痛と暗黒、というコンストラクト。ヴィットリオ・デ・シーカ監督は本当に名監督だと思う。ローレンとマストロヤンニ、特にローレンの演技が凄い。文句の付けようのない名画を久々にみれました。感動。 今までこんなにいい作品に 出会ったことがありません。 愛し合う男女が 戦争によって引き裂かれる物語。 悲恋。 ひまわりが揺れたとき 号泣しました。 胸が締め付けられました。 この映画にもっと早く 出会いたかったです。 もっと素直になってみよう そう思えた作品です。 DVDを買ったのはつい最近だが、決して忘れられない映画。ソフィア・ローレンの姿が映像に映るや否や、もう既に涙が出そうになる。信じられない位の演技の幅を内包して生まれてきてるんではないかと思う女優である。演技が演技に見えないんですよ。普段の生活の有り様を映像にしたと言うような「物凄さ」がある。私だけでしょうか。容姿も勿論背が高くて魅力的な顔立ちなんだが、姿があって演技があるのでは無く、演技の中に全てが飲み込まれているという感じだ。悲惨な戦争が引き裂いた「愛」の終焉はやり場の無い苦しみと悲しみの中に晩夏の赤トンボの尻尾のようにプツンと切れて‥‥。 (大まかな話) 結婚して間もなく徴兵された夫を待つ妻(ソフィアローレン)。夫は生きるか死ぬかの過酷な環境を生き抜き、記憶喪失となる。現地でロシアの若い娘に介抱され、命を取り留めるも、過去の記憶は戻らない。自然ななりゆきでロシアの娘と結婚する。一方残された妻は、一途にも義母を見ながら夫を探し長い年月を過ごす。後年、夫の所在がわかりロシアへ行くが、再会するも、結ばれず帰途することになる。 新婚当時は、浜辺で抱き合ったり、巨大オムレツを作るなど微笑ましくも激しい愛で結ばれている。若いソフィアローレンは肉体美も美しく、スクリーンでもとても魅力的な女性である。式では、ドレス姿で丘を駆け下りて幸せいっぱいに希望に満ち溢れている。 夫が徴兵されてから戦地(旧ソ連)での映像は、見ているこちらが寒くなるほどにリアルで、戦争の恐ろしさが、「国旗」を象徴した乱雑な映像から伝わってくる。 ロシアの娘と夫の生活は穏かで、温かい幸せそのものだった。一方、ソフィアローレンは痩せてやつれて夫を待つ苦労が伺える(役作りもすごい)夫の幸せな現実を壊すまいと気丈にも別れる決断を。もう夫には二度と会えないであろう、帰途の途中で、元妻は一面にひまわり畑を目にする。音楽と相まって、霧消に悲しみがこみ上げてくるシーンには圧巻である。 これほどの悲恋が他にあっただろうか・・・。 大人の恋愛・愛情・戦争の悲惨さを描き出し、役者も素晴らしい映画。まさに永遠の名作。 さんさんと輝く太陽に向かって、誇らしげに大輪の花を咲かせるひまわり。その太陽とひまわりを、男と女に例えた作品である。戦争に行ってしまった愛する夫、アントニオ。ひたすら彼を待ち続ける妻、ジョバンナ。終戦後も帰ってこない夫を探すため、ジョバンナは単身ロシアに足を踏み入れる。 徐々にやつれ果てていくジョバンナの姿は、見ていて痛々しい。第二次世界大戦によって切り裂かれた男と女の運命を、壮大なスケールと美しい映像でつづった超大作だ。監督にデ・シーカ、主演にソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。ほか、多くの傑作を世に送りだした映画界の巨星たちの代表作としても知られている。あまりにも有名となったテーマ曲は、この作品でアカデミー賞作曲賞にノミネートされた。70年、イタリア作品。(齋藤リエ) ひまわり《デジタルリマスター版》を楽天で検索 |