ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 |
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曲目リスト
先日、テレビで、あるコンクールの本選が放映されていて、「パガニーニの主題による狂詩曲」が演奏されていた。第18変奏は有名であるし、よく耳にする曲で、知っていたのだが、この作品の主題となる旋律に一目ぼれしてしまったので早速購入した。本当に素晴らしい曲だと思い、聴きながら感涙してしまった。一緒に録音されている、「ピアノ協奏曲第三番」も良かったと思う。「第二番」はよく聴くが、同じように、スケールの大きい作品だと感じた。アシュケナージの演奏であるが、オーケストラの、コンセルトへボウ管弦楽団も素晴らしかったと思う。買ってよかったと感じた。 ◆ハッキリ言ってアシュケナージもハイティンクも、常套句の目立つ演奏家だから私のタイプの音楽家ではありません。 オマケにオケは、これまた私見では無難な仕事の多いコンセルトヘボウと来たもんだ。こりゃ…ロクな演奏なハズがない………ハズがないハズなのだが…。 現に、アシュケ&ハイティンクの他のラフマは常套的でイマイチ。 第1はプレトニョフ、第2はツィマーマンやヴァーシャリ(汗。…好きなんだ)、第4はコチシュ、パガニーニはダヴィドヴィチの方が、私は断然好きだ。 ◆ところが第3は…。 私の好きな演奏家たちには適性がないのか、しっくり来る演奏がない。 アルゲリッチは技巧が目立つ上にオケが置き去りになってる。アンスネスもヴァーシャリもコチシュも「悪くない」どまりで冴えない。ジルベルシュタインは指揮者がヘロヘロと来た。 指揮者に主眼を置くと、バーンスタインもミュンシュも組んだピアニストが下品過ぎる!泣 不甲斐ない。 アシュケナージ&ハイティンク、この狂おしいまでの美しさは何なんだぁ!…これだから嫌いな演奏家にもチェック入れなきゃならんのだよね…。 ほの暗い情熱と洗練性が見事に調和しています♪ ◆とりあえず第3番を知っておきたいって人は、この1枚だけあれば、充分ですよ♪ もう絶対にこれがオススメ! アシュケナージには他の指揮者との録音も何種類かありますが、これが完璧に隙が無い。 アシュケナージもハイティンクも大嫌いな私が言うんだから間違いない☆ この演奏のCDを、私は中古屋に売ってしまえる日が来るのだろうか? (好きな演奏家のCD以外は、手元に置きたくないのだが…) ◆なお、この第3、初リリース時は1曲収録のアルバムでした。 パガニーニ変奏曲はサービスのつもりなんだろうけど…、余計だと思う。 量を増やして質を落とすなよ! (パガニーニは第1とのカップリングだったかな?手放したから曖昧) 本協奏曲はピアノがオーケストラと渾然一体となって、心象風景を描いている。同じ旋律が繰り返し、変容、展開し、夢と現実、あの世とこの世の境界を行ったり来たりしていく。淡々として、感情過多にならない表現が曲調とマッチしており、何度聴いても、飽きることがない。あたかも遠い追憶が飽きることがないように。 アシュケナージはラフマニノフのピアノ協奏曲の中でも、この曲が最も録音が多い。私もラフマニノフでは、第2よりも第3の方が好きで沢山の名盤と言われているものを持っているが、アシュケナージが演奏したものではこの演奏ではなく、オーマンディと競演したものの方が惹かれるものがある。ハイティンク盤は音も磨かれ、テクニックも完璧に近く本当に美しい演奏ですが、だからもの足りなくもあります。オーマンディ盤はもっとアシュケナージは演奏にひたむきさと、神経質にならずに伸びやかに弾かれている様に思います。ハイティンク盤は、まとまり過ぎていて面白く聴けません。私は、荒っぽいがピアニスティックでアシュケナージがゆとりを持って弾いている若い頃の録音が好きです。ハイティンク盤はあまりに完璧な為に、何回も聴いていると飽きてしまい、もっと演奏に刺激が欲しくなるのです。演奏自体は素晴らしい名演奏ですし、欠点も少ないですが、若い時の録音には大胆さがあって私はこの頃のアシュケナージが捨てがたいんですが‥。 若い頃の3番の演奏は、剃刀のような鋭いタッチだった。 この演奏にはそういった鋭さが全く感じられない。 パガニーニのほうも同様。 ピアノ、オケともにふわふわとやわらかい音だ。 初心者や音楽を聴くのに疲れた人にはいいかもしれない。 自分の好みとしては、パガニーニのほうはプレヴィンと録音したもの、 3番は、フィストラーリとの録音のほうが美しいと思う。 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番を楽天で検索 |