ジゼル 全2幕 [DVD] |
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登場シーンは、正直、おなじみの青いジゼルの衣装が似合ってないというか、 村娘というには無理があるというか、、、 でも、見ているうちに清純で可憐な少女に見えてくるから不思議です。 1幕の、ジゼルのバリエーションが大好きです。 この後におとずれる不幸のことを思うとよけいに… でも、圧巻は2幕ですね。 人間じゃない。まさにウィリーなんです。 そんなに華奢な体型じゃないのに、儚げで、透明感があって、、、 体温とか、生活感がまったくない。 あるのはアルブレヒトを助けたいという思いのみ。 難しいアントルシャ、パッセの早い連続技は、 床に着地するポワントの音を感じさせず、本当に美しい。 また、脚を高く上げるデヴェロッペ、そしてそのままパンシェという、 バレエをやる人間ならば死にくなるような踊りも見事。 それにしてもほれぼれするような美しい脚です。 そして、コールドバレエも素晴しい。 アラベスクのまま、ウィリー達が交差するシーンは感動もの。 脚の高さ、上体の角度など一糸乱れぬ完璧さで、 このあたりは、さすが、ロシアバレエという感じ。 ただ、ヒラリオンがイマイチでしたが、 でもまあ、他が素晴しいので、きっと「踊りたくないのに、踊らされている」感を 出すための役作りと思うことにします。 見終わったあとに、思わず立ち上がって「ブラボー!」と 叫んでしまいました。 ガリーナ・メゼンツェワ、すごい人です。 観始めた時は「1983年収録という事やし仕方が無いけど、やっぱりどことなく古さを感じる舞台やなぁ・・・」という印象を持ち、ジゼル登場の時、正直な感想としては「・・・可愛くないやん・・・(;_;)」。しかし!今は「感動的な舞台を有難うっっ!」って言いたいです。 ジゼルのガリーナ・メゼンツェワはすごい!こんなに情感たっぷりに、ゆるぎないテクニックで魅せてくれるなんて。バレエは芸術だって言われてる意味がやっと解った気がしました。あまりにもすばらしい踊りに、何度も何度も見入ってしまいました。バレエは「観るだけ」の私ですが、本当に尊敬の念にかられました。 恥ずかしながら、このDVDを観るまで、ガリーナ・メゼンツェワの事を知らなかったのです。ウイリーの衣装に惹かれて、このDVDに決めた様なもんです。もちろん、ウイリーもミルタも見ごたえ充分でしたが、これはもうメゼンツェワのすばらしさに尽きるでしょう。 ・・・しかし、改めて全幕通して観ると、やっぱりジゼルってひどいストーリーですね。それに気付いてしまっては楽しめないのは解っているんですが、アルブレヒトに「あぁぁ、何ておバカな王子・・・」とつぶやいてしまうのは私だけでしょうか。ジゼルの美しい舞台は大好きなんですけどね。 ジゼル 全2幕 [DVD]を楽天で検索 |