シーラ号の謎 [DVD] |
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20年以上前にTVで見たが 今回再度DVDで見直した。 凝りに凝っている映画だ。 地中海に浮かぶヨットを舞台とした 一種の密室サスペンス映画だが 漂っている空気はゴージャスかつデカダンスに溢れている。 話の展開が非常にトリッキーな映画でありながらも 漂っている かような雰囲気が 本作を映画らしい映画に仕立てている面がある。 これはたとえば ある意味で本作同様に ゴージャスでトリッキーな展開が楽しい「刑事コロンボ」には「映画の香り」がないのと比較してみればわかり易いと思う。「刑事コロンボ」は 個人的には大変好きな作品だが 決定的に映画らしくない面がある。その点 本作は十分映画だ。 但し もう一段「深み」を出すこともできる作品であったとも思う。 本作で表現される修道院や南仏の夜の歓楽街を たとえば フェリー二あたりが撮ったら もう全然違う作品になったろう。ロス監督は上手に「デカダンス」をかもしだしているとは思うが そのデカダンスにコクがないとも言うべきか。 しかし 余りそんなことを考えるべきでもなかろう。まずは 楽しい謎解き映画であるわけだから。 この映画の最大の謎は、ミュージカルの巨匠ソンドハイムと俳優パーキンスが何故脚本を手掛けたかだろう。音声解説のベンジャミンの言葉でその謎の一部が解けた。二人ともパーティのゲームを考案するのが大好きだったようだ。その乗りで脚本にチャレンジしたわけか。ただ映画としては、軽すぎていささか物足りない。登場人物も少ないから、犯人の意外性もさほどではない。謎解きではなくゲームとして散りばめられた小ネタを楽しむべきだろう。詳しくは書けないが、ある小道具の極めて意外な使い方に思わず「そうくるか。」と叫んでしまった。フィンチャー監督の「ゲーム」という映画は、この映画のある部分に影響を受けているのではないか。出演俳優では、ダイアン・キャノンがキュート。ジェームス・メイソンがさすがの貫録だが、この役は、キューブリックの「ロリータ」を意識したのかな。 The prolog shows socialite wife of a film producer, Sheila (Yvonne Romain) in the middle of the night getting ran down by a car on the street outside a party. We are left to find out if she was killed for a purpose. Later Sheila’s husband, Clinton Green (James Coburn) who is fond of games, invites six of the party participants to play a game which will take them to exotic location on his yacht. Most of the participants are losers in the movie business and jump at a chance to possible woo Clinton Green into a movie venture. As the game gets underway we speculate as to its purpose and who will be the victim. Even the best guessers are in for a few surprises as this is a game within a game. And for the swift could be solved before it starts. This film made in 1973 had a lot of the main actors from the best films of the 60’s. They were all great I their roles and even though the role could not hide the actors it was fun watching them go through the motions as if this was an Agatha Christy play. The story was written by Anthony Perkins and Stephen Sondheim. Watching the movie keep in mind that Sondheim was the lyricist to “Sweeney Todd” the demon barber of Fleet Street. This may be why the only down side to the movie was the scenes tat were a little too gorse and violent for the type of movie; I assume it was a product of the time. In any event a lot of time went into the props and costumes, especially the panoramic scenes. We spend so much time on the story and props that sometime we miss the music; listen for “Friends”, singer Bette Midler. この映画、かなりのミステリー映画ファンでなければ知られていないが、実は、真の意味で、本格的な謎解きが楽しめる侮れない逸品だ。妻を殺された映画プロデューサーが、容疑者と思しき知人たちを、南フランスへ豪華ヨットの旅に招待、犯人を突き止めようと画策するが、、、。ミステリーの醍醐味として、その後の展開は各自でお楽しみ戴きたいが、とにかく、張り巡らされた伏線とパズルを解くようなゲーム感覚がそそられる出来栄えで、この種の映画が好きな方なら是非お薦めしたい。極めて遊び心溢れるトリッキーな物語の脚本家としてクレジットされているのは、何と俳優アンソニー・パーキンス!後に、自身が大きく関わった「サイコ」の続編でも、そのこだわりは読み取れるが、ミステリーへの造詣が深い事を認識させてくれる。キャストも、ジェームズ・コバーン、ジェームズ・メイスン、ダイアン・キャノン、リチャード・ベンジャミン、そして、ラクェル・ウェルチと、70年代のアメリカ映画好きには中々堪えられない顔ぶれ、監督は、今作の前に「ボギー!俺も男だ」、後に「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」や「グッバイガール」を撮ったこれまた70年代を代表するウエルメイドな才人ハーバート・ロス。どうです、観てみたくなってきたでしょう(笑)。 シーラ号の謎 [DVD]を楽天で検索 |