Chorion

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価格:¥ 2,700(税込)
インディーズ・メーカー CD2006-11-08
売れ筋ランキング:27440
Opus
氷鎖
Water Forest
ミーム
R°(アール)

曲目リスト
  1. ABINTRA
  2. 玲々テノヒラ
  3. 星に花、灰色の雨
  4. 水景色 星模様
  5. 願いの届く日
  6. スピネル
  7. Time Traveler
  8. パレード
  9. 微笑みのマリア
  10. マグノリアの情景
  11. ABINTRA~Inst~
  12. 水景色 星模様~Inst~
  13. 願いの届く日~Inst~
  14. スピネル~Inst~
  15. 微笑みのマリア~Inst~

なんだか評価が分かれていますが、自分はこのアルバムが一番好きです。
憂いのある声と切ない歌詞、強めサウンド、ホントに良いです。全体としてはロックの印象が強く残りました。
どなたかが「これはエレクトロニカではない」と書いていますが、そんなの当たり前。
彼女のラジオや雑誌のインタビュー等を読んでも今回のアルバムは『ロック色』を強く打ち出したアルバムと語ってい
ます。
彼女の作品は、過去にもアンビエント感のあるロックの中に色々なアレンジやエッセンスを取り入れるという楽曲が多
いので、ルルティアがもしこのアルバムについてエレクトロニカという言葉で何かコメントしているのであれば、
今回のアルバムも、あくまでもポップスやロックの中に「電子音的」なエッセンスを入れたという意味なのではないで
しょうか。あと歌詞も決して10代がターゲットとは思いませんでしたよ。自分は10代ではないですが心にグッとく
る歌詞がたくさんありました。ちなみに音楽系の仕事をしていますが、音楽業界は超超超不況なので、アルバム制作費
も今は「億」単位なんてかかりませんよ(笑)おかげでめちゃくちゃ生活苦しいですから。

アルバムのレビューからそれましたが、自分のおすすめはM1、M2、M3、M9です。ロックが好きなので、
ギターサウンドが好きな人にはおすすめです。でもその他の曲も丁寧に作られていておすすめですけど。
歌詞がいまいちでした

なんか、10代の被害妄想の強そうな子供に向けた応援ソングみたいになっていて…
ちょっと私はこのタイプの音楽はもう食傷気味というか。それこそ昔のCoccoとかが
やってそうだなと思いました。

音楽でいうと…エレクトロニカではないですね、これは。エレクトロニカ=電子音響ですが、
そういうのより全然ポップです。歌もの要素が強いですし。
90年代のトリップホップではないでしょうか?でも、すごい時間かけて作ってるんだろうな
とは思いました。

ルルティアが1stアルバムを出したぐらいのときに、公式サイトにルルティアのマネージャーが
日記を書くコーナーがあって、そこに「ルルティアは個人所有のスタジオを持っていて
ほとんど毎日、一人で使っている」とありました。デビューしたばかりの歌手は、
スタジオを何ヶ月も前から予約して、限られた時間の中で必死に録音するものですが
彼女がデビューした時点ですでに自分用のスタジオを持っていたということは、
ここまで高品質でいながら、毎年1枚アルバムを出すというコンスタントな活動を5年以上
続けているという点において頷けます。宅録のような印象を受けますが、彼女はスタジオで録音しているのです。
ヒット曲がほとんどなく、ライブさえ行わない彼女がいったいどこからそんな資金(億単位の話になるかと思います)を集めているのか、不思議でなりませんが、環境の面でかなり恵まれているということは確かです。

インディーズの活動もいつまで続くのかわかりませんが、CDを出したくても出せない
アーティストが多いこの世の中で、出せる環境にあるというのならどんどん出していただきたいものです。楽しみにしています。
★1[ABINTRA]:エレクトロニカをベースに緻密に構築された建造物のような凝ったアレンジとアルバムタイトルのコリオン(卵を包む膜)を彷彿とさせる歌詞、そして彼女の一番の魅力である繊細で濃密なvocalとで構成されたopに相応しい重厚な曲。★3[星に花、灰色の雨]:印象的で妖艶なコーラスから始まるこの曲は、愛していた人への想いを引きずりながら重たく暗い世界で彷徨う。本来あまり美しくない執着心をも美しいと思わせてしまうのはやはりルルティアの歌詞と独特な歌い方によるところが大きいのだと納得してしまう。サウンドはアンビエント感のあるロック。★4[水景色、星模様]:3曲目までの重さを良い意味で裏切り、ほっとさせてくれる瑞々しいルルティアの世界観。pop感の強い爽やかなサウンドに彼女の優しく囁くような歌声が合わさり、じんわりと癒される曲★5[願いの届く日]:ピアノメインのスタンダードな美しいバラード。スタンダードなアレンジというのは、ともすればありふれた安い感じになりがちだがブリティッシュなアレンジを施されたストリングスや凝ったコーラスによって良く工夫されていると思う。改めて彼女のアレンジの知識の深さに驚かされる。★7[Time Traverer]:ピアノとvocalで構成されたバラード。華々しいアレンジの多いこのアルバムの中でそのシンプルなアレンジと彼女の声が強く印象に残る美しい曲。淡々と歌われているが環境破壊や戦争等様々な破壊的行為について考えさせられる味わい深い曲。★8[パレード]:夢への執着心と上手くいかないもどかしさを悲しくきれいな旋律とエレクトロニカサウンドに乗せた曲。淡々と刻まれるリズムと、間奏で流れる叙情的なストリングスの対比が切なさを一層引き立てる。※シングル曲(★2[玲々テノヒラ]★6[スピネル]★9[微笑みのマリア]★10[マグノリアの情景]は、公式サイト等の試聴で一度聴けばその素晴らしさが分かると思うのでレビューは控える。※以上6曲、個人的感想。彼女のように音楽を作るという行為に真摯に向き合い地道に活動している女性アーティストは今の日本の音楽業界には貴重。今後も期待。                      
特に、一曲目のabintraは非常に凝った作りのトラックになっていて、彼女のコーラスも一つの楽器であるかのように違和感なく馴染んでいる。
まがまがしく、重いバンドサウンドは最近の女性ボーカリストも手を出さなくなってきたのもあり、逆に新鮮。

ただ、歌詞が音楽にぜんぜん乗っていないような気がする。
これなら、歌詞はなしで、彼女のハミングのみで構成されたほうが断然いいと思う。

彼女がメジャー所属時代、最後に作った楳図かずおのサウンドトラックアルバムは、本当に傑作だった。
portisheadを思い浮かばれてくれるような、斬新なサウンド。

これは、過度に彼女を評価しているわけではない。
疑うなら、とりあえずiTunesで「エレメンツ」のサントラ収録バージョンを一曲ダウンロードしてみればいい。正直、ルルティアに対してそれほど期待はしていなかったが、彼女が才能をもったアーティストだとここで初めて認識できた。

彼女は日本語で絶対に損をしている。どのアルバムを聴いても、サウンドにはとても惹かれるのだが、彼女の日本語の歌唱が好きになれない。声質は好きだ。
とにかく、彼女には日本語以外の歌詞で歌ってもらいたい。
フランス語は絶対に彼女に合うと思う。

ただ、フランス語にしてしまうと完全にカヒミ・カリィと被ってしまう・・・
ゴシックよりのビジュアルも。ただ、カヒミがダークな世界観には手を出さず、
一歩引いた形をとっているため、ルルティアのように情念に包まれた
ウィスパーボイスは、まさに一部のリスナーからは望まれた存在だったりする。

うーん・・・となると、もう日本人が聞いても日本語だとわかんないような
歌唱方法をとればいいんだろうか。サウンドがいいんだよ、ルルティアは。
でも、日本語の歌詞が入ってくると、重すぎて、サウンドも歌も楽しめない・・・
これまでのアルバムは、一枚一枚でカラーが異なっていたように思いますが、今、このアルバムがハブとなり、ひとつの車輪が出来上がった感じがします。

アナログキーボードとクリップ音を上手く使用した『パレード』が凄く気に入りました♪
かつての『幻惑の風』といい、今盤収録の『パレード』『スピネル』『玲々テノヒラ』…といい《もうここには居ない君》に触れる曲がとてもイイです。
これらの曲は《内なる異性》への呼び掛けを思わせる意味では、デビュー曲『愛し子よ』と同一線上にあると思う(あれは勿論《内なる母》が発露してる面が強い曲ですが)。

とにかく。うん。内面世界に向いた曲が本当に巧いアーティストなんだよね。

逆に、外側の世界へ目を向けた曲は、まだまだ弱いかなあ…。情景が浮かんでこない。
『争い』や『人類』の歴史を踏まえてこそ、『未来』や『理想』『平等』は生まれるのだから。
確かに、人種性別宗教信条を越えて人々には同じ赤色の血が流れていて、この星はたった1つなのだけど、メッセージが唐突過ぎて説得力に欠ける。
外側の世界でも、グローバルな外側だけでなく、よりミクロな外側にも目配りが出来るようになれば、もっと凄いアーティストになると思う。

む〜…批判的なことを書いてしまったな。汗
とはいえ。失望した訳では全くなく。
これからも応援して行こうと思った次第です♪
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